今回は、オーダイルデッキの対策カードを紹介していきます。

特性「トレントハート」で自分にダメカンを5個乗せながら、ワザのダメージを+120も上げられるのが強力です。
これで特大ダメージの「おおなみ」で攻撃!
…すると見せかけて、実はメインで使うのはこっち、


進化前のワニノコ、アリゲイツのワザなんです。
ジーランスの特性「きおくにもぐる」で様々なワザを使い分けながら戦ってくるのがこのデッキの戦術になります。
相手を逃げられなくしたり、ベンチと入れ替わったりしながら行動を制限しつつ、

「アドレナブレイン」で自分に乗ったダメカンすらも有効活用していくという恐ろしいデッキになっています…
新環境で注目を集め大会でも結果を残しているオーダイルですが、そもそもどんなデッキかよく分からないという人も多いんじゃないでしょうか。
何も知らないまま戦うと一瞬で詰んでしまう可能性があるので、対策カードについてしっかり勉強していきましょう。
ガチ対策カードからネタ対策カードまで、幅広く紹介していくのでぜひご覧ください!
おすすめ対策カード(ガチ編)
モモワロウex

オーダイルデッキと戦う上で一番気を付けないといけないのが、攻撃が出来ないポケモンを「かじりつく」で縛られてしまうこと。
どんなに逃げエネを軽くしようがワザの効果からは逃れられません。
その間に「トレントハート」で貯めたダメカンを「アドレナブレイン」でバラまかれると、それだけでベンチが壊滅状態になってしまいます。

「かじりつく」で縛られてしまった場合は、モモワロウexの特性「しはいのくさり」でベンチと入れ替えてあげましょう。
モモワロウex自身は「しはいのくさり」でバトル場に出せませんが、

どのデッキにも大抵入っている、キチキギスexをバトル場に出すことで「かじりつく」の拘束を解除出来ます。
キチキギスexに緊急ボードを付けておけば、毎ターンノーコストでバトル場のポケモンを入れ替えられるので便利ですね。
キチキギスex自身がバトル場に呼ばれて「かじりつく」を使われる可能性もあるので、出来ればもう1枚別の悪ポケモンも入れておくといいでしょう。
ノココッチ

相手が「かじりつく」で狙ってくるのはだいたいシステムポケモンなので、そのシステムポケモンを”場に残り続けない”ようにすることでも対策が可能です。
特性「にげあしドロー」を持つこちらのノココッチは、手札を3枚引ける上に使用後は山札に戻ってくれます。
この山札に戻る効果、本来ならデメリットのはずですが対オーダイル戦においては逆にメリットになります。
盤面からいなくなってしまうので、下手に縛られる心配がありません。
しっかりドローもしてくれる上に、相手に付け入る隙を与えないノココッチは非常に頼もしい存在です。

ノココッチexに進化すれば「ドリルブレイク」で相手のミミッキュも突破可能。
こちらも合わせて採用しておきたい所ですね。
いしずえのめんオーガポンex

いしずえのめんオーガポンexは特性「いしずえのかまえ」でオーダイルからワザのダメージを受けません。
「トレントハート」からのオーダイルの攻撃は強力なので、これを無効化しながら戦えるのはありがたいです。
相手がミミッキュを壁にしてきても、「ぶちやぶる」で楽に突破出来るのも嬉しいポイント。
ただし「ぶちやぶる」はダメージが低く、モタモタしていると

マシマシラの「アドレナブレイン」でどんどんダメカンが返ってきてしまいます。
なるべく早く攻撃準備を整えて、マシマシラに悪エネが付く前に倒していきましょう。
ジャミングタワーでゴージャスマントを無効化して、相手の耐久値を下げておくのも有効かも。
こちらもマシマシラを採用することで、飛んできたダメカンを送り返すのも1つの手です。
あとは縛られないようにだけ注意しましょう。
ナンジャモのハラバリーex

ナンジャモのハラバリーexデッキは構成されているポケモンのほとんどがアタッカーになれるので、縛られる心配が少ないです。
しかも弱点を突いて大きなダメージを与えられる為、「アドレナブレイン」で耐久することも許しません。
特性「エレキストリーマー」ですぐにエネ加速出来るのも便利ですよね。

ゴージャスマントミミッキュもビリリダマで楽々突破可能で、抜け目がありません。
エネルギーが足りなくならないように、ベンチのポケモンにもまんべんなく付けておきましょう。
とにかくオーダイルにだけは絶対に負けたくない!という方に強くおすすめしたいデッキです。
おすすめ対策カード(ネタ編)
ディンルーex

ディンルーexの特性「じゅばくのだいち」で、相手の特性をまとめて無効化してしまうことも可能です。
この特性はポケモンexには効きませんが、オーダイルデッキに入っているのは非ルールポケモンのみ。
ダメカンさえ乗せてしまえば、一切の特性を使わせずに快適に戦うことが出来ます。
ダメカンが乗っていないマシマシラに「アドレナブレイン」を使われると、連鎖的に特性を使用可能にされてしまう為、

災いの雪山を出しておくのがおすすめ。
マシマシラにエネルギーを付けた瞬間にダメカンが乗るので、「アドレナブレイン」を使う隙を与えません。
ただし「じゅばくのだいち」は、ディンルーexがバトル場にいる間だけしかはたらかないので要注意。
カウンターキャッチャーが多投されているオーダイルデッキには突破されやすいので、しっかり準備を整えてからサイドを取るようにしましょう。
デスカーン

特性持ちポケモンが多いオーダイルデッキには、デスカーンの「めいふのおきて」で大量にダメカンを乗せることが出来ます。
マシマシラの「アドレナブレイン」が厄介ですが、これだけダメカンをバラまけばさすがに追いつけないはず。
オーダイルに進化されなければ大したダメージは飛んでこないので、「めいふのおきて」でどんどん攻撃していきましょう。
ただしこのワザは、自分の特性持ちポケモンにもダメカンを乗せてしまうので注意が必要。
出来れば盤面をデスカーンのみにしたい所ですが、事故ってデッキが回らなくなっては本末転倒です。
最低限はシステムポケモンも場に出しておきましょう。

「にげあしドロー」のノココッチはダメカンが乗ってもきぜつする前に山札に帰ってくれるので相性がいいです。
先ほど紹介した通り「かじりつく」対策にもなる為、この組み合わせならかなり有利に戦えると思います。
ユキメノコ

相手の場に特性持ちポケモンがたくさんいるなら、こちらのユキメノコもおすすめ。
特性「いてつくとばり」でポケモンチェックの度にダメカンをバラまくことが出来ます。
複数並べればその分ダメカンの数も増えるので、多少「アドレナブレイン」で返されたってへっちゃらです。
それに、「アドレナブレイン」が使えるのは相手だけではありません。

こちらもマシマシラを出して、能動的に相手にダメカンを移動させることも可能です。
ダメカンの押し付け合いになってあまり意味がないように見えますが、少しでも長くユキメノコを守れるのが重要なポイント。
特性持ちポケモンの総数は相手の方が多い為、耐えば耐えるほどこちらが有利になっていきます。
自分を犠牲にしてでもユキメノコを守り続けて、相手のポケモンを一斉にきぜつさせてやりましょう。
ゲノセクト

ゲノセクトの特性「エースキャンセラー」で相手の偉大な大樹を封じてしまうのも有効な対策です。
「きおくにもぐる」で進化前のワザを使う都合上、オーダイルデッキにはふしぎなアメが入っていません。
偉大な大樹が使えなければオーダイルに進化するのに非常に時間がかかる為、その間に攻め込むことが可能です。
既に場に出ているエーススペックの効果は止められないので、偉大な大樹を貼られる前にゲノセクトを準備しておきましょう。
1ターン目で出してくる相手はまずいないと思うので、何とか先に特性を発動させたい所。

進化せずともワニノコのまま「かじりつく」で縛ってくる可能性もあるので、ゲノセクトを逃がす準備を忘れないようにしてくださいね。
まとめ
最初このデッキを見た時は”オーダイルがガシガシ殴ってくる”デッキかと思ってましたが、どちらかと言うとコントロール寄りのデッキなんですね。
最近はラティアスexに甘えて入れ替え系のカードを抜いているデッキが多く、そこを上手く突いた構築になっているのもお見事。

カビゴンLOがいなくなっても、縛られる恐怖は環境から消えていませんでした…
オーダイルデッキの対策に限らず、ポケモンを入れ替える手段はしっかりと用意しておきましょう。
対策カードの紹介は以上になります。
オーダイルにお悩みのあなた、参考にしてみてはいかがでしょうか?
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