今回は、プテラVSTARをメインにしたデッキを紹介します。
このポケモン、実は環境上位のデッキに対して非常に有利な性能を持っていて、
VSTARワザの「エンシェントスター」でルギアVSTARの「アッセンブルスター」を止めたり…
闘タイプなので、ハピナスexやミライドンexの弱点を突いたり…
さらには、あるワザを使ってドラパルトexの対策も出来ちゃうんです…!
詳しく解説していくので、ぜひご覧ください!
コンセプト
現環境でデッキを作るにあたってまず意識しないといけないのが、
この2大巨頭ですよね。
ルギアVSTARの「アッセンブルスター」は何としても止めたいけど、かといってそっちを対策しすぎるとドラパルトexに蹂躙されてしまいます。
最近はその2デッキに対抗すべくハピナスexやミライドンexが活躍するようになり、さらに混沌とした環境に…
そんな中、それらのデッキ全てに対策を取れるカードが見つかりました。
それがこちら、プテラVSTARなんです。
VSTARワザの「エンシェントスター」を使えば、場にいる限りポケモンVの特性を封じることが出来るので、まずはこれでルギアVSTARを対策します。
ハバタクカミの「あんやのはばたき」によって「エンシェントスター」自体が無効化されてしまう恐れがありますが、ベンチに下げて別のプテラVSTARで攻撃するようにすればまず安心です。
HPが300もあるハピナスexも、弱点を突いて簡単に倒すことが出来ます。
1撃で倒してしまえば、マシマシラの「アドレナブレイン」だって怖くありません。
プテラVSTARは草弱点なので、こちらが弱点を突かれる心配が少ないのも嬉しいですね。
(草オーガポンexやカミッチュが環境に増えるようであれば対策が必要かも…)
そして最後にドラパルトexへの対策ですが、
進化前のプテラVが活躍します。
ワザ「ロッククラッシュ」でドラパルトexのエネルギーをトラッシュし続けることで、相手の攻撃手段を封じることが出来ます。
HPが210なので素の「ファントムダイブ」を耐えられますし、ジーランスの特性「きおくにもぐる」を使えば進化しても「ロッククラッシュ」を打つことが可能です。
このように環境デッキに対してことごとく有利な性能を持つプテラVSTARを、しっかり活躍させるべくデッキを作成しました。
リストはこちら。
デッキリスト
デッキコード:f5bvFF-2CjO6h-FkdkF5
プテラVSTAR
今回のメインアタッカーです。
「エンシェントスター」はルギアVSTARに対してはもちろん、ネオラントVやロトムVの特性も止められます。
ルギア対面以外でも、とりあえず「エンシェントスター」を打っておくと後々効いてくるかもしれません。
「ロストダイブ」はダブルターボエネルギー込みでも220ダメージが出せる強力なワザですが、山札を3枚ロストしてしまうので注意が必要です。
序盤はなるべくプテラVの「ロッククラッシュ」を使って節約しながら戦うのが吉です。
ちなみに、ダブルターボエネルギー込みの「ロッククラッシュ」と「ロストダイブ」でちょうど320ダメージになりドラパルトexを倒すことが出来ます。
他にも「ロッククラッシュ」と「デヴォリューション」でドロンチを倒すことも出来るので、状況に応じて臨機応変に戦っていきましょう。
ジーランス
特性「きおくにもぐる」によってプテラVSTARが進化前のワザを使えるようになります。
プテラVSTARに進化しておけば簡単には倒されなくなるので、安心して「ロッククラッシュ」を使うことが出来ますし、
エネルギーが足りない場合は「かみつく」を使うという選択肢も…
ジーランス自身のHPも高く、「ファントムダイブ」でダメカンを乗せられても1度は耐えることが出来ます。
意外と重要な役割を持つポケモンなので、ジーランスにヒーローマントを付けて耐久を上げるのもアリです。
見た目のわりに逃げエネ1なのも嬉しいポイント。
闘オーガポンex
ワザのエネルギー相性がいいので、サブアタッカーとして採用。
特性持ちポケモン主体のデッキに対して有利に戦うことが出来ます。
耐性を活かして序盤の時間稼ぎに使ったり、終盤で出して相手を詰ませたり、デッキの対応力がさらに広がりそうです。
プテラVSTARの「エンシェントスター」が働いていると、特性を止められたポケモンVからダメージを受けるようになってしまうのでそこだけは注意しましょう。
かがやくアマージョ
ドラパルトexの「ファントムダイブ」のダメカンばらまき対策です。
全員のHPを回復するので、均等にダメカンを乗せて最後にまとめて倒すという戦法を封じることが出来ます。
1体にまとめてダメカンを乗せてくる場合は、ヒーローマントを付ければOK。
プテラVSTARはHPが260と少し低めですが、かがやくアマージョがいることでしっかりと継戦能力を維持することが出来ます。
サイド落ちした場合はヒスイのヘビーボールを使って早めに回収しましょう。
クラッシュハンマー
プテラVの「ロッククラッシュ」と合わせてエネルギーを徹底的にトラッシュしていきます。
ドラパルトexのエネルギーを枯らすことはもちろん、レガシーエネルギーやミストエネルギーをトラッシュ出来ればかなり強力ですよね。
今後の環境次第では、改造ハンマーに変えて確実に特殊エネルギーをトラッシュするのもいいかもしれません。
どちらも採用してコントロール寄りのデッキにするのも面白そうです。
ハンディサーキュレーター
若干過剰な気もしますが…
こちらもドラパルトex対策のカードで、ワザを受けた時にエネルギーをベンチに飛ばすことが出来ます。
HPの低いポケモンに付け替えて、ボスの指令で呼び出して倒せると強力ですね。
他にも緊急ボードを付けたシャリタツに炎エネルギーを付けて放置することで、
相手は炎エネルギーをトラッシュ出来なくなり、メロコで再利用することも不可能に…
ドラパルトex以外のデッキに対しても攻撃を躊躇させられますし、エネ加速手段が少ないデッキなら大きな脅威になりそうです。
当然ですがハンディサーキュレーターを付けてしまうとヒーローマントやワザマシン デヴォリューションを付けられなくなるので注意。
プテラに付ける場合は1体だけにしておいた方がいいかもしれません。
セイジ
後攻1ターン目から確実に「エンシェントスター」を使う為に採用しています。
ルギアVSTAR対面ではネオラントVやイキリンコexを駆使して何としてもセイジを持ってきましょう。
2ターン目以降も、ハイパーボールの代わりにプテラVSTARを持ってくる手段として使えるのでそこそこ便利です。
どうしてもルギアVSTARを許せない場合は、もう1枚採用してサイド落ちをケアしてあげるとさらに成功率が高くなりそうです。
サカキのカリスマ
相手のエネルギーを手札に戻せるのはもちろん、自分のポケモンにエネルギーを付けられるのが便利な1枚です。
ダブルターボエネルギーがあるので実質2エネでワザが使えるとはいえ、エネ加速手段が乏しいこのデッキにとってはかなりありがたい存在です。
効果を使えるのはどちらもバトル場限定なのと、自分だけ手札からエネルギーを付けるという使い方も出来ないという点には注意しましょう。
まとめ
環境が大きく動いたことで、今まで活躍が少なかったプテラVSTARに光が当たるようになってきました。
ルギアをはじめ、ネオラント、ロトムなど、ポケモンVもまだまだ環境で活躍しているので、それらを止められる「エンシェントスター」は強力ですね。
環境上位のデッキに対して広範囲で対策を取れるデッキではありますが、苦手なデッキがいるのも事実です。
エネルギーをトラッシュから活用出来るサーナイトexやパオジアンexデッキに対しては、ほとんど打つ手がありません…
環境の変化を読み取って、さらにデッキをアップデートしていく必要がありそうですね。
デッキ紹介は以上です。
ルギアVSTARとドラパルトexの対策に悩んでいる方、ぜひ1度使ってみてください!
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