今回は、ミルタンクをメインにしたデッキを紹介します。
ワザ「はつらつタックル」は、HPを回復することで150ダメージを出すことが出来ます。
非ルールのたねポケモンにおいては中々の高ダメージで、それを無色2エネで使えるのは優秀ですね。
条件を満たすには少し工夫が必要なので、上手く使いこなせるようデッキを考えました。
詳しく解説していくので、ぜひご覧ください!!
コンセプト
このデッキを使う上でポイントになるのは、どうやって「はつらつタックル」のダメージUP条件を満たすのかということですよね。
「はつらつタックル」はHPを回復していないと60ダメージしか出すことが出来ず、さすがにこれではまともに戦えません。
ダメージUP条件を満たす為に、
①ミルタンクをどうやって回復するか
②そもそもミルタンクにどうやってダメカンを乗せるか
この2つをどう解決するか考えていきます。
①ミルタンクをどうやって回復するか
まずこちらの条件は簡単ですね。
かがやくアマージョの特性「エレガントヒール」で、自分のポケモン全員のHPを回復することが出来ます。
1度出せば毎ターン使えるので、回復に関しては問題なさそうです。
②そもそもミルタンクにどうやってダメカンを乗せるか
問題はこっちの条件ですね…
ミルタンクはHPが120しかなく、相手の攻撃を1発受けきるのは難しいです。
自分のベンチポケモンにもダメージを与えるワザを使えば、ミルタンクにダメカンを乗せられますが、それだと少しテンポが遅いし…
考えた結果、今回はこのカードを使うことにしました。
手札からエネルギーを付ける度に、付けたポケモンにダメカンを乗せられます。
これならミルタンクを出したターンですぐに条件を満たせそうです。
ダブルターボエネルギーを使えば、最速で後攻1ターン目からミルタンクが攻撃することも可能に。
これらのカードを上手く活用出来るように作成したデッキリストがこちらです。
デッキリスト
デッキコード:My3pMM-Ua7pj2-MpXyX3
ミルタンク
このデッキのメインアタッカーです。
非ルールポケモンは1発で、VSTARやexポケモンは大抵2発で倒せます。
いかに毎ターンダメージUPの条件が満たせるかが勝負のカギになりそうです。
ネイティオ
いにしえの墓地を最大限活用出来るように採用しました。
特性「アカシックセンス」はダブルターボエネルギーが引けなかった時のミルタンクのエネ加速手段でありながら、手札からエネルギーを付けるのでダメカンを乗せる効果もしっかりと発動出来ます。
ワザ「ちょうねんりき」と「はつらつタックル」で合わせて230ダメージになり、たねのポケモンexを倒せるので、このポケモンにエネルギーを付けておくのもありかも。
かがやくアマージョ
特性「エレガントヒール」でミルタンクを回復させましょう。
サイド落ちが怖いので、ヒスイのヘビーボールと合わせて採用するのもいいかもしれません。
全員のHPを回復してしまうので、ベンチのミルタンクにもダメカンを貯めておきたい場合は回復するタイミングに注意。
当たりつきアイス
今回のおしゃれネタ枠です。
かがやくアマージョが倒された際のHP回復手段として活躍します。
使った後もコインで表を出せば再利用出来るので使い勝手がいいですね。
序盤はこのカードを隠し持っておいて、あえてかがやくアマージョを狙わせてミルタンクを守るといった作戦も出来そうです。
いにしえの墓地
ミルタンクに自発的にダメカンを乗せる手段はこれしかないので大事に使いましょう。
超タイプポケモンにはダメカンが乗らないので、ネイティオにエネルギーを付けてもダメージを受けない所が嬉しいですね。
実践結果
今回はジムバトルに参加しました。
1試合目
サーナイトex 先攻
序盤からしっかりネイティオを立てられたので、毎ターン安定してミルタンクが攻撃することが出来ました。
相手はスタジアムの採用が少なめだったのか、いにしえの墓地がトラッシュされなかったのも追い風に。
「はつらつタックル」のダメージUP条件も満たし、どんどんキルリアやラルトスを削っていきます。
メインアタッカーのサーナイトも「はつらつタックル」で1発で倒すことが出来るので、ミルタンクにとってはかなり好都合な相手でした。
最終的に相手はサーナイトexで戦うしかなくなりましたが、「サイコエンブレイス」のダメージが乗っていたので「はつらつタックル」2発で倒すことが出来ました。
そしてサイドを6枚取り切って勝利。非ルールポケモン主体のデッキとはいい勝負が出来そうです。
●対戦結果 6-3 勝ち
2試合目
パオジアンex 後攻
今回はデッキが全然回らず…
中々攻撃の準備が整わないまま、相手のぶん回り具合を眺めていることしか出来ませんでした。
なんとか「はつらつタックル」を2回当ててパオジアンexを倒しましたが、そこで力尽きました…
ネイティオを引くために博士の研究を使う→ネイティオは引けたけど超エネがない
ネイティオあるあるかもしれませんが、こんな場面が多かったです。博士の研究じゃなくてアクロマの実験の方がよかったかも…
●対戦結果 2-6 負け
3試合目
ガブリアスex 後攻
最終戦はガブリアスex。
相手の先攻2ターン目でカイから展開されたガブリアスexが、終始高い壁として立ちはだかりました。
「はつらつタックル」2連発でも倒せない上に、「ハイドロランダー」で後続の育成もバッチリ。(いにしえの墓地のダメカンを乗せる効果も華麗にスルー)
2エネ150ダメージがいくら高コスパだろうと、2進化exにはパワー不足感が否めません…
高HPポケモンとの対面を想定して、ワザマシンデヴォリューションを入れておけばよかったかも…?
●対戦結果 3-6 負け
まとめ
コンセプト自体は悪くないと思ったのですが、高速・高火力・高耐久のデッキがひしめいている現環境ではさすがに歯が立ちませんでした…
ダブルターボエネルギー1枚で攻撃出来る点を活かして、回復系デッキのサブアタッカーとして活躍させた方が良かったかもしれませんね。
今後ミルタンクに簡単にダメカンを乗せられるグッズが登場すれば、もっと実用的になりそうなんですが…
Hレギュレーションに期待しましょう…!
デッキ紹介は以上です。
今はまだネタデッキですが、いつか輝ける日がやってくるはず!
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