今回は、ウガツホムラexをメインにしたデッキを紹介します。
たねポケモンでありながら、260ダメージという強力なワザを使うことが出来て、HPも高耐久です。
エネ加速手段も豊富で、様々な型のデッキが登場しそうなポケモンですが、今回は少し変わった方法でエネ加速するデッキを作成しました。
詳しく解説していくので、ぜひご覧ください!
コンセプト
ウガツホムラexのワザ「れっかばくしん」は強力なダメージを出せますが、その分デメリットもあって、 1度使うとバトル場を離れるまで連発出来なくなります。
ポケモンいれかえ等でベンチと入れ替えればいいのですが、毎ターン上手くいくとは限らないし…
必要エネルギーも多く、2体目のウガツホムラexを準備するのも大変ですよね。
そこで今回採用したのが、こちらのグレンアルマです。
特性の「ひおくり」でベンチポケモンの炎エネルギーをバトル場に移動させることが出来ます。
「れっかばくしん」を使ったウガツホムラexをベンチに下げて、2体目のウガツホムラexをバトル場へ。
そして「ひおくり」でエネルギーを移し替えれば、すぐに2発目の「れっかばくしん」を使う準備が整うわけです。
これでワザが連発出来ない問題は解決しました。
次はどうやってエネルギーを集めるか。
古代ポケモンということで、オーリム博士の気迫でエネ加速するのが一般的ですよね。
このカードももちろん強力なんですが、エネルギーをトラッシュに送る手間が必要だし、3枚しかドロー出来ないので手札が先細ってしまう可能性も…
ということで今回はあえてこのカードを採用しました。
まさかの未来のポケモンの登場です。
一見相性が悪いように思えますが、ワザ「アクセルピーク」が非常に優秀で、山札から基本エネルギーを2枚加速することが出来ます。
エネルギーを付けられるのは未来のポケモン限定なので、ウガツホムラexに加速することは出来ませんが、「ひおくり」で付け替えれば問題ありません。
また、「れっかばくしん」は大ダメージとはいえ、VSTARや勇気のおまもりを付けたポケモンをワンパンするには僅かに届きません。
なのでここでもミライドンのワザ「アクセルピーク」の40ダメージが打点調整にちょうどいいのではないかと思ったわけです。
これらのカードを上手く活用出来るように作成したデッキリストがこちらです。
デッキリスト
デッキコード:5Vvffk-PugF8q-vV5FVk
ウガツホムラex
このデッキのメインアタッカーです。
ワザはもちろんのこと、230というHPも優秀で、ブーストエナジー古代を付けることでなんと290に…!
逃げエネが意外と軽いのも嬉しいポイントで、逃げる為にエネルギーをトラッシュしたとしても十分継続して戦えそうです。
グレンアルマ
このデッキで戦う上で重要なキーとなるポケモンです。
このポケモンが倒されてしまうと、ミライドンで加速したエネルギーが宙に浮いてしまうことになるので、ボスの指令やベンチ狙撃には注意しましょう。
マグマの滝壺のエネ加速をこのポケモンを経由することで、ウガツホムラexにダメカンを乗せなくて済むので、高いHPを維持できるのも嬉しいポイントです。
ミライドン
古代と未来の夢の共演です。
「アクセルピーク」と「れっかばくしん」で合計300ダメージになり、大抵のポケモンを倒すことが出来ます。
ルールを持たないポケモンなので、サイドをずらすのにも役立ちます。
ハバタクカミ
こちらも優秀な打点調整アタッカーです。
「ひおくり」で簡単にワザが使える上に、「たたりとばす」でダメカン2個をバラまけるので、「れっかばくしん」で倒しきれなかった大型ポケモンを無駄なく処理することが出来ます。
特性「あんやのはばたき」も強力で、対ロスト相手には無類の強さを発揮します。
その他未来ポケモン
「アクセルピーク」のエネ加速先です。
テツノカシラexの特性「コバルトコマンド」で「アクセルピーク」のダメージが60になるので、進化前のたねポケモンを倒しやすくなります。
また、テツノツツミは「ひおくり」でエネルギーを移動させた後、特性「ハイパーブロアー」で自分をトラッシュしてベンチを開けてくれるので採用してみました。
おまけに(?)相手のバトルポケモンを入れ替える効果もあるので、そっちの効果も役立ってくれるはずです。
テクノレーダー
どうしても最初のターンでミライドンを展開したかった為採用しました。
ミライドンさえ並べてしまえば、たね切れとエネ加速は何とかなるので、なるべく早く使いたい所。
ただし後半は腐ってしまうので、採用枚数については調整が必要かも。
リブートポッド
せっかく未来のポケモンを採用するなら、ということで入れてみました。
付けたエネルギーは「ひおくり」で全てウガツホムラexへ。
完全に勢いで決めただけなので、大人しくプライムキャッチャーを入れた方が強いです。
実践結果
実力を検証すべく、新環境のデッキと何度か対戦してみました。
vs. ミライドンex
まずはミライドンex。
正直今回のデッキタイプだと、あまり相性は良くなかったですね…
HP200前後のポケモンが多いので、「アクセルピーク」では倒せないし、逆に「れっかばくしん」を使えばそれだけで倒せてしまうので、ミライドンを使うメリットがほとんどありませんでした。
ただ、ウガツホムラexの準備さえ出来てしまえば、こっちはほぼワンパン出来るし、相手からの「フォトンブラスター」は1発耐えるので、結構有利に戦えます。
かがやくフーディンを採用して「アクセルピーク」のダメージを上手く振り分ければ、勇気のおまもり付きミライドンexも倒しやすくなるので面白いかも。
vs. ギラティナVSTAR
当たり前ですが、対ロストではハバタクカミが強かったです。
キュワワーの「はなえらび」を封じる上に、ウッウの「おとぼけスピット」も止められるので、序盤はハバタクカミを立てておくだけで相手は何も出来ませんでした。
そしてハバタクカミの「たたりとばす」でキュワワーを倒しつつ、ギラティナVSTARにダメカンを2個乗せておくことで、「れっかばくしん」でワンパン出来るようになり、かなり楽に戦えました。
ただし、プライムキャッチャーには要注意で、ハバタクカミの特性ロックを解除される + ベンチのグレンアルマが狙われるので、一気に形勢を逆転されます。
オーリム博士の気迫を駆使して、早めに後続のアタッカーを育成しておきたいですね。
ギラティナVSTARの「ロストインパクト」を耐える為、ブーストエナジー古代も忘れずに付けておきましょう。
vs. リザードンex
環境TOPのリザードンexデッキですが、勝つのはかなり厳しいです。
HPが330もあり、「アクセルピーク」+「れっかばくしん」でも倒せない上に、
逆に相手はマキシマムベルトを付けて、残りサイド6枚の状態からでもウガツホムラexをワンパンしてきます。
テツノカシラexを2枚採用して、「アクセルピーク」でヒトカゲを倒していく案も考えたんですが、もはや何のデッキ?となってしまうし…
頂きへの雪道がレギュ落ちしてしまった今、相手が事故ることを祈って戦うしかなさそうです。
vs. パオジアンex
弱点を突かれる為、かなり不利になるであろうパオジアンexデッキですが、一応検証してみました。
対戦した結果、意外と健闘できるなという印象でした。
テツノカシラex込みの「アクセルピーク」でセビエとビッパが倒せるので、ミライドンだけでも序盤は戦えますし、
なかよしポフィンがパオジアンexとかがやくゲッコウガを持ってこられないので、前レギュほどの勢いがないことも、理由のひとつだと思います。
ウガツホムラexが弱点で倒されやすいのも事実ですが、その分こちらもパオジアンexをワンパン出来るので、先にサイドを取れればそのまま勝ちを狙えそうです。
でもやっぱりキツイ…
まとめ
使ってみた感想としては、序盤の展開力は悪くなくて、「ひおくり」でエネルギーを一点集中させるのがかなり爽快でした。
せっかくグレンアルマを採用するので、ルミナスエネルギーを入れて色んなタイプのポケモンがワザを使えるようにするもの面白そうです。
テツノカイナexの「ごっつあんプリファイ」が使えるようになるので、非ルール中心のデッキにも有利に戦えますね。
ウガツホムラexの影がどんどん薄くなりますが…
デッキ紹介は以上です。
苦手なデッキもありますが、たねポケモンでこの火力と耐久力は相手から見たらかなりの脅威です。
ぜひ一度、使ってみてはいかがでしょうか?
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