どうも、ハヤシごはんです。
今回は、
ジュペッタexと、
アンノーンVSTAR、この2枚を組み合わせたデッキを紹介します。
ジュペッタexのワザ「とこやみ」を最大限に活用すべく、アンノーンのVSTARパワー「スターサイファー」の力を借りて戦うデッキとなっております。
中々リスキーなデッキとなっていますが、決まれば強力な制圧力を発揮出来るはず…!
コンセプト
ジュペッタexのワザ「とこやみ」は、相手のグッズを使えなくする効果を持っています。
ただし、打点が30しかなく火力は期待出来ません。一応、「とこやみ」で相手の手札にグッズを貯めて、「ポルターガイスト」を使えば大ダメージを与えられますが…
「とこやみ」を解除したことによって、返しのターンで相手は豊富にあるグッズを使って反撃出来てしまうわけです。好きなように展開されてしまうし、きっと手札のグッズもほとんど使いきられてしまうことでしょう。
つまりなるべく「とこやみ」だけで相手のポケモンを倒していきたいんです。
…倒すまでに何発殴ればいいんですか…?
いくらグッズを封じていても、さすがに倒しきる前に反撃を食らいそうですよね。だからどうにかして「とこやみ」のダメージを上げたい…
そこで考えたのが、
弱点をついてダメージを2倍にしよう! でした。
そこで登場するのがアンノーンVSTARのVSTARパワー「スターサイファー」です。
ワザを使えば場にいる限り、どんなポケモンも超タイプ弱点にしてしまいます。
ジュペッタexの「とこやみ」のダメージが60ダメージになれば、進化exデッキのたねポケモンを一発で倒していけるし、ポケモンVに対してもそこそこのダメージになりますよね。
既に相手の場が整っているなら、「ポルターガイスト」で強引に攻め込んでもいいわけです。
そんな2体のポケモンを活かすべく、作成したデッキがこちら。
デッキリスト
アンノーンVSTAR
このデッキの要となるポケモンです。出来るだけ早く「スターサイファー」を打って、相手ポケモンを超タイプ弱点に変えていきます。
上ワザの「トライパワー」は運が絡みますが、1エネで打てて最大210ダメージを出すことが出来ます。「スターサイファー」使用後なら最大420ダメージ!!
表が2回でも弱点で280ダメージと、VSTARをワンパンする火力が出せるので、狙ってみる価値はありそうですよね…!
ジュペッタex
もう1人の主役です。「とこやみ」でグッズロックしつつ、ジワジワとダメージを積み重ねていきます。
アンノーンVSTARの「スターサイファー」を先に使用する為、ジュペッタexがワザを打てるのは最速でも先行3ターン目になります。後述するスナッチアームを使用して、なるべく相手の展開を遅くしておきたいところですね。
グッズロックが間に合わなさそうな場合は、潔く「ポルターガイスト」を打ちます。トレーナーズが3枚あれば、余裕でワンパン出来ます。
ジュペッタ(非ルール)
exと進化元が共有出来るので採用。
特性が結構便利で、好きなタイミングでボスの指令が使えたり、1枚しか入っていないモミを再利用出来たりします。
スナッチアーム
ジュペッタexを使うからには、ぜひ採用したいカードですよね。
「とこやみ」でグッズロックしつつ、手札にあるポケモンはスナッチアームで山札に戻します。相手の嫌がる顔をじっくり観察しましょう(ダメです)
「ポルターガイスト」を打つ前にトレーナーズの枚数を確認出来るのも便利ですよね。
後半は腐りがちなので、なるべく早く引いておきたいところ。
葉隠れポンチョ
「スターサイファー」を使ったアンノーンVSTARを守る為の採用です。
ベンチに下げてこれを付けておけば一先ずは安心ですね。
ジュペッタexに付けても効果はないので注意。
モミ
こちらも「スターサイファー」を使ったアンノーンVSTARを回復させる為、採用しています。
アンノーンVSTARもジュペッタexも1エネでワザが使えるので、回復後すぐに攻撃する事が出来ます。
非ルールジュペッタの特性で回収して連発も可能です。
ビーチコート
最速でVSTARパワーを使うにあたって、スムーズにアンノーンVSTARをバトル場に出す為に採用しました。
入れ替え札でもいいのですが、頂への雪道を剥がす役割も兼ねてこちらを採用しています。
「スターサイファー」の効果は「相手ポケモンは超弱点になる」という特性を持つだけなので、頂への雪道のような特性を止めるカードの前では無力なんです…
実践結果
今回はジムバトルに参加してきました。
1試合目
パオジアンex 後攻
初戦の相手はパオジアンex。青天井ダメージを出せる為、アンノーンVSTARで「スターサイファー」を打っている余裕は無さそう…
相手の先攻1ターン目、バトルVIPパスから順調に展開して、盤面は万全な状態に。
これはかなり厳しいな…そう思ったその時、あるプランが頭に浮かびました。
後1グッズロック、狙ってみるか…?
相手の場にはセビエが出ていましたが、おそらくふしぎなアメが使えなければセグレイブには進化出来ないはず…!
最近は1進化のセゴールはデッキに全く入らなくなりましたね。
セグレイブさえ出させなければこっちのもの。意気揚々とカゲボウズのワザ「かげでつつむ」を宣言!
コイントスの結果は…
…裏
次のターンにしっかりとふしぎなアメでセグレイブに進化され、そのまま一方的に倒されました。
あの時オモテが出ていれば…1試合目は悔しい結果に終わりました。
●対戦結果 2-6 負け
2試合目
サーナイトex 先攻
2試合目はサーナイトex。先攻も取れたし、今度こそ「スターサイファー」を狙っていきたい…!
こちらはアンノーンVでスタート。エネルギーも貼れたし順調な滑り出し。対して相手は少し事故り気味で、ラルトスも2匹しか出せず。
これはチャンスと思い、アンノーンVSTARに進化して「スターサイファー」発動!
これがやりたかった…!
ちなみにこのターン、スナッチアームも引いてました。しっかりと相手の手札のキルリアを山下に送ってやりました。
その後はジュペッタexにバトンタッチして「とこやみ」を連打。このままいけると思いましたが、相手もようやく動き始め、サーナイトexに進化。
そこからはお互い殴り合いで、こちらも頃合いを見て「ポルターガイスト」に切り替えてサイドを取り進めていきます。
そして最後のターン、生き残ったアンノーンVSTARで「トライパワー」を宣言!
今回は見事に2表を出し、相手のザシアンVを倒して勝ちました…!
運が良かったとはいえ、やりたいことがしっかり決まり、手ごたえを感じた試合になりました。
●対戦結果 6-4 勝ち
3試合目
パオジアンex 先攻
最終戦の相手は再びパオジアンex(対戦相手は別人)。先攻も取れたし、次は勝つ…!
パオジアン人気ですよね。この前のジムバは3連続パオジアンでした。
「スターサイファー」を狙うプランも考えましたが、セグレイブに進化させない方が強いと思い、まずはジュペッタexに進化。「とこやみ」でグッズロックしつつ相手のセビエを攻撃していきました。
しっかりグッズロックがささり、無傷で相手の場のセビエを2体倒しきることが出来ました…!
手貼りしたエネルギーでパオジアンから反撃を食らいましたが、こちらも2体目のジュペッタexの「ポルターガイスト」で応戦。そして…
見事勝利を収めることが出来ました!
「スターサイファー」こそ決まりませんでしたが、グッズロックの強さを改めて実感する事が出来ました。
●対戦結果 6-5 勝ち
やはり後攻を取ってしまうと、やりたい事がやらせてもらえませんでしたね…
ですが環境デッキとの対戦で2勝出来たのは大きな進歩でした!
まとめ
実践で試してみた感想としては、「スターサイファー」を宣言する余裕が全然ありませんでした…
後攻になった場合を想定して、もっと妨害札を増やしたい所ですが、手札が回らなくなってアンノーンVSTARに進化出来ないと本末転倒になってしまうし…
運と実力がどちらも要求されるデッキでした。
ナンジャモをジャッジマンに変えれば、もう少し相手の動きを鈍らせることが出来るかも。
もちろん、こちらも事故る可能性はありますが…
いかがだったでしょうか。デッキ紹介は以上です。
決まりさえすれば、弱点グッズロックの強さは文句なしです!
ネタカード愛好家のみなさま、ぜひ一度使ってみてください!
コメント