今回は、ブースターexをメインにしたデッキを紹介します。
「バーニングチャージ」で簡単にエネ加速が出来て、「カーネリアン」で大ダメージも狙える器用なポケモンです。
進化元のイーブイは他にもたくさんの分岐進化先があるので、それらを「バーニングチャージ」で育てながら臨機応変に戦っていくデッキが一般的でしょうか。
ですが今回は、あえてその路線を無視します…!
ブイズとは無関係のあるポケモンと組み合わせて効率的にダメージを与えられるデッキを考えてみました。
詳しく解説していくので、ぜひご覧ください!
コンセプト
ブースターexを最大限に活かすなら、後攻1ターン目に「バーニングチャージ」を打つのがマストです。
進化元のイーブイが出したばかりの番でも進化出来る特性「ブーストしんか」を持っているので、後攻1ターン目から進化&攻撃が可能になります。
「バーニングチャージ」は2エネ必要なので進化出来たとしても簡単には攻撃出来ませんが、成功した時のアドバンテージは大きいので積極的に狙っていきましょう。
問題のエネ加速ですが、今回はマグマの滝壺を使います。
炎タイプのブースターexにエネ加速するなら、このスタジアムを活用しない手はありません。
ただし一筋縄ではいかなくて、
- マグマの滝壺で選べるのはベンチだけ。
- イーブイが進化出来るのはバトル場だけ。
という面倒くさい課題が残ってしまいます。
イーブイをバトル場に出して、進化したブースターexをベンチに下げて、マグマの滝壺でエネ加速して、またバトル場にだして…
後攻1ターン目からこんなことやってられません。
これを解決する為に、今回はこちらのイーブイも採用します。
特性「きょうめいしんか」でバトル場のイーブイの進化に合わせてこちらのイーブイも一緒に進化してくれます。
これでスムーズにエネ加速出来ますね。
前置きが長くなってしまいましたが、これでようやく後1「バーニングチャージ」の準備が整いました。
そして満を持してエネ加速するのがこのポケモン、
ホウオウです!
非ルールのポケモンながら「シャインブレイズ」で高いダメージを与えることが出来ます。
エネルギーが重いのが欠点でしたが、「バーニングチャージ」やマグマの滝壺があれば安定して使えるはず。
そして注目してほしいのが、このダメージ量。
「バーニングチャージ」は進化前のポケモンや非ルールのポケモンを倒すのにちょうどいい火力ですし、
「シャインブレイズ」はロトムVやイキリンコexといったHPの低いポケモンV・exを倒せます。
さらに2つのワザを合わせると合計330ダメージになり、2進化exポケモンを丁度倒せるようになるんです!
上手く噛み合えば非常に効率よくダメージを与えられそうですよね。
これらのカードを上手く活用出来るよう、デッキを組んでみました。
デッキリスト
ブースターex
今回の主役ポケモンです。
ぜひとも後攻1ターン目から「バーニングチャージ」を使ってエネ加速していきたい所。
マグマの滝壺を使ってのエネ加速を目標としていますが、保険として採用しているきらめく結晶に頼ることも多いです。
「バーニングチャージ」での攻撃がメインになりますが、一応「カーネリアン」も使えるように水・雷エネも採用しています。
ただし逃げエネが重いのでご利用は計画的に。
どちらかというと下ワザはサンダースexに打たせる方が効率的です。
サンダースex
ブースターexのみでデッキを組む予定でしたが、ちょっとだけサンダースexの力も貸してください…
逃げエネが0なので、バトル場で進化した後にスムーズにブースターexと交代出来るのが便利です。
ブースターexが弱点を突かれる水タイプに強く戦えるのもポイント。
「フラッシュスピア」はベンチの基本エネルギーをトラッシュして火力を上げるので、マグマの滝壺とも相性がいいですね。
そして「ドラバイト」はワザのエネルギー・ダメージ・効果が全て「カーネリアン」と同じです。
逃げエネが0なのでデメリットもほぼ無し。
便利すぎてもっとたくさん入れたい所ですが、サンダースexのデッキも別で組む予定なので今回は1枚採用とさせてください。
ホウオウ
今回のいちおしカード。
「シャインブレイズ」でガンガン攻撃していきます。
HPが130と高めなので、「ファントムダイブ」等で簡単に倒されないのも嬉しいポイントですね。
欲を言えばあともう少しダメージを高くしてほしかった…
一応まけんきハチマキを採用しているので、230ダメージを狙うことも可能です。
タケルライコexには惜しくもあと10足りませんが、大抵のたねポケモンexは突破出来るのでOKとしましょう。
メタモン
「ブーストしんか」のイーブイでスタートする確率を少しでも上げる為に採用。
逃げエネが重いホウオウでスタートする確率も相対的に下がるのでありがたいです。
手札がどうしようもなく事故っている場合は、イキリンコexに変身してリセットをかけるのもあり。
バトル場でメタモン1体だけだと相手にどんなデッキか読まれないのもいいですよね。
警戒してベンチを絞っている相手に不意打ちの「バーニングチャージ」でたね切れ勝利なんてこともあり得るかも…?
テラスタルオーブ
最初の番に確実に進化したい為、強気の4枚採用です。
ただ、肝心のイーブイが揃っていなかったり、かがやくゲッコウガやイキリンコexを持ってきたいのに使えなかったり、惜しい場面もそれなりにあります。
ネストボールもハイパーボールも4投しているので、この辺の配分はもっと煮詰めていく必要がありそうですね。
案外、何枚かポケギアに変えた方が安定したりするのかも…
きらめく結晶
マグマの滝壺を使ってのエネ加速が出来るよう最大限努力しましたが、やっぱり難易度が高いので保険として採用です。
「バーニングチャージ」が使いやすくなるだけでなく、「カーネリアン」や「ドラバイト」を使う際にも重宝します。
せっかくエネ加速が豊富なデッキなので、エーススペックは他のカードにしたかったのですが…
今回は安定感を重視したということで。
マグマの滝壺
炎タイプのポケモンに手軽にエネ加速出来る、優秀なスタジアムです。
使えるデッキが限定的なので、相手に利用されづらいのも嬉しいですね。
エネルギーを付けられるのはベンチ限定なのと、ダメカンが2個乗ってしまう点には注意。
ブースターexのHPはそこまで髙くないので、基本的には1発で倒されることを覚悟しておきましょう。
構築難易度は上がりますが、マシマシラも採用すると「アドレナブレイン」で回復+ダメージUPが狙えていいかもしれませんね。
まとめ
ハイクラスパック「テラスタルフェス」で発表され大注目のブイズexですが、まずはブースターexメインのデッキを作ってみました。
今回はブースターex(とホウオウ)に焦点を当ててデッキを作成しましたが、他のブイズたちと組み合わせてデッキを作る際にも「バーニングチャージ」が役に立ちそうですね。
マグマの滝壺があと少しでレギュ落ちしてしまうので、来年以降のエネ加速手段についても考えていかないと…
デッキ紹介は以上です。
ブースターexを使ってデッキを組んでみたい方は、ぜひ参考にしてみてください!
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