今回は、マンムーexをメインにしたデッキを紹介します。
拡張パック「バトルパートナーズ」で登場したマンムーex。
特性「マンモスキャリー」が強力で、毎ターン好きなポケモンを手札に加えられます。
この特性を活かして2進化ポケモンを展開すれば、「とどろくこうしん」で大ダメージを与えることも可能です。
ピジョットexやバシャーモexのような、優秀な特性を持った2進化ポケモンと組ませて戦うのが一般的だと思いますが、
せっかくの新環境開幕と言うこともあり、今回は2進化に限らず新弾のカードをたくさん入れてデッキを作ってみました。
詳しく解説していくので、ぜひご覧ください！
コンセプト
マンムーexには2つの強みがあって、
- 「マンモスキャリー」で好きなポケモンをサーチ可能
- 「とどろくこうしん」で300越えの大ダメージを狙える
この2つを活かしながら戦っていくのが基本になります。
普通に考えると「マンモスキャリー」で2進化ポケモンを展開しながら「とどろくこうしん」のダメージを上げていくのが効率的ですよね。
ただし2進化ポケモンを採用しすぎると、デッキの枠が足りなくなるというデメリットも…
そこで今回は思い切って、マンムーex以外の2進化ポケモンは入れるのやめました。
そもそも「とどろくこうしん」は素点で180ダメージを出すことができ、ベンチに2進化ポケモンがいなくてもそれなりにダメージを出すことが出来ます。
ベンチに2体目のマンムーexを並べることが出来れば、ダメージは220になりこれだけでも十分戦うことが可能です。
そしてデッキの枠が空いた分は、登場したてホヤホヤの新カードたちを入れてみます。
まずはこちら、
ホップのバイウールーです。
特性「チャレンジホーン」が強力で、相手のベンチポケモンを強制的に呼び出すことが出来ます。
マンムーexの「マンモスキャリー」で好きなタイミングで進化できるので、どんなチャレンジも失敗しません。
ただし当然相手も警戒して、ベンチに出すポケモンを絞ってくるはず…
そこで次に活躍するのがこちら、
リーリエのアブリボンです。
特性「おさそいウインク」で相手が手札にため込んだたねポケモンを好きなだけベンチ出すことが出来ます。
相手が使わなかったイキリンコexやミュウexを呼び出すことが出来れば、楽にサイドを稼げますね。
この2体のポケモンの特性を活かしてマンムーexで効率的に戦っていくのがこのデッキのコンセプトになります。
ちゃんと回せる自信は全くありませんが、「マンモスキャリー」が何とかしてくれるはず…
これらのコンセプトを上手く活かせるようにデッキを組んでみました。
デッキリスト
デッキコード：UyUXyR-EknRcV-2SMppU
マンムーex
「マンモスキャリー」がとにかく優秀で、これだけでデッキの安定感を上げてくれそうです。
実質ノーコストで毎ターン使えるハイパーボールですからね。
1体目のマンムーexを進化させるまでが少し大変なので、序盤の内にしっかりと準備を整えましょう。
今回の構築では「とどろくこうしん」で高いダメージは出せませんが、HPが340もあるので相手も簡単には突破出来ないはず。
HPが200前後のポケモンを狙ってしっかりとサイドを取り進めていきましょう。
ホップのバイウールー
特性「チャレンジホーン」で、進化した時に相手のベンチポケモンを呼び出すことが出来ます。
進化するだけでボスの指令と同じ効果を使えるので、相手にとってはかなりの脅威になるはず。
「マンモスキャリー」のおかげで好きなタイミングで使えるのも強力ですね。
特性を何度も使う為にたくさんベンチに並べたいですが、出し過ぎてマンムーexを置くスペースが無くならないように注意しましょう。
欲を言えばマンムーexも2体以上進化させたい所なので…
よく考えてベンチ展開する必要がありそうです。
リーリエのアブリボン
特性「おさそいウインク」で相手の手札のたねポケモンを好きなだけベンチに出せます。
相手が使わなかったイキリンコexやミュウexなどを狙っていきたい所ですね。
ただし上手い相手は、リーリエのアブリーをベンチに出した時点で「おさそいウインク」を警戒して不要なポケモンを捨てようとするはず。
ナンジャモで相手の手札をリセットしてから使うなど、工夫が必要になりそうです。
イキリンコexのような楽にサイドを稼げるポケモンがヒットしなくても、とりあえず手当たり次第にポケモンを出させるというのも1つの手です。
ベンチが埋まってしまえば、相手が必要なポケモンを出せなくなりますからね。
ピンポイント採用なので「マンモスキャリー」でここぞという時に使いましょう。
レントラー・ギギギアル
マンムーex以外の2進化ポケモンは採用しないと言いましたが、これらのポケモンだけは入れさせてください…
レントラーはサイドが負けている時、ギギギアルは相手の場に2進化がいる時、特性でいきなり場に出すことが出来ます。
すぐさま「とどろくこうしん」のダメージを上げられる上に、進化元のポケモンを採用しなくて良いのでデッキの枠を圧迫しません。
マンムーexにとっては非常にありがたい存在ですね。
このデッキのコンセプト上、一体でも出せれば十分な火力アップになってくれます。
終盤でマンムーexが1体だけになってしまった時など、ここぞという場面で使いましょう。
ノココッチ
このデッキのドロー要員として採用。
特性「にげあしドロー」で山札を3枚引くことが出来ます。
効果を使った後にノココッチが山札に戻ってしまいますが、「マンモスキャリー」があればすぐに再装填が可能です。
進化元のノコッチは選択肢がいくつかあって、
今回はこちらの逃げ0のノコッチを採用しています。
使い勝手がいいですが、HPが低く「ファントムダイブ」で簡単に倒されてしまう点には注意しましょう。
逃げエネが増えますが、HPの高いノコッチを採用するのもいいかもしれません。
学習装置
今回の構築にはエネ加速手段が入っていない為、マンムーexにエネルギーを2枚付けるのが中々しんどいです。
こちらの学習装置を使って場のエネルギーを後続のポケモンに繋げましょう。
実質手貼り1回でマンムーexが攻撃可能になるので、切れ目なく攻め続けることが出来ます。
マンムーexに付けるのがメインの使い方ですが、
キチキギスexに付けて、「クルーエルアロー」を狙うのも面白いかも。
ホップのバイウールーで攻撃出来ないポケモンを呼び出して、「クルーエルアロー」でベンチ狙撃していく動きが強力です。
マナフィがレギュ落ちした今、キチキギスexで攻撃する機会も増えるかもしれませんね。
偉大な大樹
1体目のマンムーexを最優先で立てたい為、エーススペックは偉大な大樹にしました。
マンムーexに進化出来ればそこから「マンモスキャリー」でさらにポケモンを持ってこられるので、これ1枚でデッキの展開力がかなり上がります。
アクロマの執念を駆使して、2ターン目から最速進化を狙っていきましょう。
相手の2進化ポケモンの展開を助けてしまうというデメリットもありますが、
その分ギギギアルを有効に使いやすくなります。
耐久力はこちらの方が上なので、焦らず倒しやすいポケモンを狙って攻撃していきましょう。
偉大な大樹はデッキから直接ポケモンを進化させる為、手札から進化した時に効果が発動するバイウールーやアブリボンの特性は使えません。
間違えて進化させないように注意が必要です。
まとめ
2進化ポケモンと組み合わせてデッキが組まれがちなマンムーexですが、今回は一味違った構築を生み出せたと思います。
今後も強力な特性を持ったポケモンが登場する度に「マンモスキャリー」の有用性が上がっていくので、これからの新ポケモンにも期待したいですね。
今の環境で安定して2進化ポケモンを場に出すのは少し難しいので、序盤の動きを何とか回るようにしたい所ですね。
2進化ポケモンの進化を補助するグッズやサポートが増えてくれるといいのですが…
これからのIレギュレーションのカードの発売が待ち遠しいです。
デッキ紹介は以上です。
マンムーexを使ってデッキを組んでみたい方は、ぜひ参考にしてみてください！
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