今回は、ダイゴのメタグロスexをメインにしたデッキを紹介します。
スターターセット「ダイゴのダンバル＆メタグロスex」で登場した新たなトレーナーポケモン。
優秀な特性「エクスブート」を持っていて、毎ターン大量のエネルギーを加速出来ます。
HP340という高い耐久力に加えて、
ダイゴのメレシーや”いしのどうくつ”と組み合わせることで、さらに守りを固めることも可能です。
今回はこの耐久力を活かしながら、
HPを全回復するギミックまで搭載した鉄壁のデッキを考えてみました。
とにかく耐える戦いがしたいんだ…！という方におすすめな構築となっています。
詳しく解説していくので、ぜひご覧ください！
コンセプト
ダイゴのメタグロスexは高い耐久力とエネ加速が優秀なポケモンですが、気になる点もいくつかあります。
・その1 高火力デッキが結局きつい
いくら耐久力を高めても、それを上回る攻撃が飛んでくるのが現代ポケカ。
タケルライコexのような青天井ダメージは論外として、それ以外のデッキからも2～3発で倒されてしまいます。
同じく鋼タイプの高耐久ポケモンであるブリジュラスexは、
ダメージを受ける度にフトゥー博士のシナリオで回収して受け回しすることが出来ましたが、2進化のメタグロスexはそうもいきません。
せっかくの高耐久を無駄にしないよう、メタグロスexが場に残り続けられる工夫をする必要がありますね。
・その2 弱点(炎タイプ)がどうやっても無理
ポケポケと違って弱点のダメージを”2倍”で計算する紙のポケカでは、どれだけ耐久力を上げようと無駄な努力…
ソウブレイズexはもちろん、今後登場する全ての炎タイプが天敵となります。
超タイプのサブアタッカーで戦えばいい話なのですが、超タイプにはあんまり耐久向きのポケモンがいないんですよね…
このデッキの耐久力が無駄になっている感じがしてなんかモヤモヤ…
この問題もどうにかして解決したいです。
これらの課題をクリアすべく、カードリストを見返して最適なカードを探してみると、
“ぴったりなポケモン”が見つかりました。
それがこちら、
バウッツェルexです。
特性「まんぷくタイム」で自分のポケモンのHPを全回復する効果を持っています。
これでメタグロスexを場に残したまま耐久させることが可能になりました。
回復したポケモンはエネルギーを全てトラッシュされてしまいますが、「エクスブート」があるので即復帰も楽々！
これだけでも相性がいいバウッツェルexですが、
特性「こんがりボディ」のバウッツェルに進化することもでき、なんと炎ポケモン対策までこなしてくれるんです。
炎ポケモンからワザのダメージを一切受けなくなるので、苦手対面をこれ1枚でカバー出来ます。
おまけに超タイプなので「エクスブート」でのエネ加速にも対応。
まさにメタグロスexの為に生まれてきたようなポケモンです。
正直出落ち感が強いですが、あまりにもデッキとして相性が良かったのでこのまま構築を考えてみました。
デッキリストはこちらです。
デッキリスト
デッキコード：pXySyM-qmnXGM-Mp3MRy
ダイゴのメタグロスex
今回のデッキの主役です。
エネ加速専用のサポート要員として使うのもありですが、今回は耐久力を活かして前線で戦ってもらいます。
「エクスブート」のおかげで手貼り1枚でワザが使えるようになり、序盤から「メタルスタンプ」で攻撃出来ます。
ダメージはそこまで高くないですが、相手の攻撃を耐えて2発撃てると考えれば及第点。
バウッツェルexの特性でエネルギーを全トラッシュすることになるので、すぐエネ加速出来るように2体は場に出しておきたいですね。
ダイゴのメレシー
特性「ストーンパレス」ダイゴのポケモン全員の受けるダメージを-30してくれます。
自分自身にも効果がはたらいてくれるのが嬉しいですね。
これでベンチ狙撃系のワザを受けても倒されにくくなります。
HPを増やす効果と比較してダメージを軽減する効果は、
“何度も攻撃を受ける”ほど恩恵が大きくなっていくので、HPの高いメタグロスexと相性がいいです。
スタジアムのいしのどうくつと合わせて、小ダメージの攻撃は全てブロックしていきましょう。
「ストーンパレス」はベンチにいる間しか効果が使えない点には注意。
逃げエネが重いこともあり、対面次第では場に出すのを控えた方がいいかもしれません。
バウッツェルex
特性「まんぷくタイム」でダメージを受けたメタグロスexを全回復させます。
耐えて耐えて、あと1発という所で回復出来ればかなりアドバンテージを稼げそうです。
進化した後は置物になりがちですが、
特性を再利用できるようにフトゥー博士のシナリオも入っています。
「まんぷくタイム」のおかわりを狙っていきましょう。
炎デッキと対戦する場合はこちらのバウッツェルで応戦。
「エクスブート」対応なのでエネ加速も問題なしです。
その他の超タイプアタッカー
さすがにメタグロスexだけで戦っていくのは難しいので、助っ人アタッカーも採用しています。
リーリエのピッピexのおかげでドラゴンタイプにも有利に戦えますし、ミュウexで相手のワザをコピー出来るのも強力です。
それぞれ「エクスブート」ですぐにエネ加速出来るので、飛び道具的な使い方をしても強そう。
リーリエのピッピexでドラゴンタイプの弱点を突きながら、
“バウッツェルexの「ワンダーシャイン」で相手をこんらんに”
なんて立ち回りをしても面白いかもしれませんね。
エネルギーリサイクル
今回登場したエネルギーリサイクルも、このデッキにはなくてはならない存在です。
「まんぷくタイム」を使うことでエネルギーがどんどんトラッシュに送られてしまう為、このカードできっちりリサイクルしましょう。
すごいつりざお、夜のタンカ、エネルギーリサイクル…
デッキに合わせて最適な回収手段が選べるようになったのは嬉しいですね。
今回の構築には念の為すごりつりざおも1枚入れていますが、エネルギーリサイクルだけに絞るのもありかもしれません。
偉大な大樹
確実にメタグロスexを進化させたい為、エーススペックは偉大な大樹にしました。
一度進化してしまえばそこから「エクスブート」に繋げられるので、すぐ攻撃に移れます。
せっかくのHP340という耐久力も、進化前のHPが低いうちに倒されては意味がありません。
アクロマの執念でいち早く持ってきて進化させましょう。
キュレムの「トライフロスト」が怖いものの、メタグロスexに進化してしまえば何とかなるはず。
少しもったいないですが、早めにいしのどうくつに張りかえて守りを固めるのも1つの手です。
いしのどうくつ
いしのどうくつがあれば、ダイゴのポケモンの耐久力をさらに高められます。
全員の受けるダメージを-30してくれるので、メレシーの特性と合計で60軽減…！
いどのめんオーガポンexの「げきりゅうポンプ」も耐えられるようになるので安心ですね。
パピモッチに効果がはたらかない点が惜しいですが、メタグロスexがバトル場で暴れればベンチを狙う余裕もなくなるはず。
守りを固めながらどんどん攻めていきましょう。
スパイクエネルギー
アクロマの執念を4枚入れていることもあり、スパイクエネルギーも採用してみました。
メタグロスexが何度も攻撃を耐えてくれれば、その分スパイクエネルギーでダメカンを乗せることが出来ます。
「メタルスタンプ」の火力が少し物足りなかったので、打点補助にもぴったりです。
ただし、特殊エネルギーなのでエネルギーリサイクルで山札に戻せないという欠点も…
うっかり間違えて戻してしまわないよう注意しましょう。
まとめ
HPも特性もすごく強そうに見えるダイゴのメタグロスexですが、いざデッキにしようとすると中々難しいポケモンでした…
「エクスブート」を活かせる相性の良いカードを探していましたが、
そもそも優秀なエネ加速カードが存在するので、わざわざメタグロスexでエネ加速する必要がないんですよね…
なので今回は、いかにメタグロスexをバトル場に残せるかを意識してデッキを組んでみました。
ダイゴのメレシーやいしのどうくつを活かせる良い構築になったと思いますが、
せっかく”ダイゴのポケモン”以外にもエネ加速出来るので、もっと色んなポケモンと組み合わせてみたいですね。
今は単純に進化するだけでも大変なので、カードの種類が増えてからまた構築を考えたいと思います。
デッキ紹介は以上です。
ダイゴのメタグロスexを使ってデッキを組んでみたい方は、ぜひ参考にしてみてください！
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