今回は、テツノイバラexをメインにしたデッキを紹介していきます。
特性「イニシャライズ」によって、バトル場にいる限り「ルールを持つポケモン」の特性を完全に無効化することが出来ます。
Eレギュレーションで登場した頂への雪道を彷彿とさせるような特性ですよね。
現環境でも特性を多用するデッキがほとんどなので、テツノイバラexが活躍する場面は多そうです。
このポケモンを上手く使いこなせるよう、様々なデッキタイプを考えました。
ぜひ参考にしてみてください!
おすすめデッキ
雷タイプ型
まず紹介するのは雷タイプのポケモンを主軸としたデッキから。
リストはこちらです。
デッキコード:MSypSM-GcVNre-X22MM3
ミライドンexの特性「タンデムユニット」でテツノイバラexを簡単に場に出すことが出来るので、序盤から相手の特性をロックすることが可能です。
エレキジェネレーターでエネ加速も出来るので、運が良ければ後攻1ターン目から特性を止めつつ相手を攻撃、なんてことも…
ただし、テツノイバラexの特性「イニシャライズ」は自分のルール持ちポケモンの特性も使えなくしてしまうので、テツノイバラexでスタートしてしまうと身動きが取れなくなります。
ミライドンexの「タンデムユニット」はもちろん、イキリンコexの「イキリテイク」も使えなくなるので注意しましょう。
どうしようもない場合はブーストエナジー未来でテツノイバラexを一旦ベンチに下げて、こちらの展開を優先させましょう。
序盤でビーダルに進化出来れば、テツノイバラexをバトル場に維持したままでも安定して戦えそうですね。
相手を妨害しながら場にエネルギーを貯めて、最後はライチュウVの「ダイナミックスパーク」でとどめの一撃!
こちらだけ一方的に展開しながら、理不尽に相手を追い詰めてやりましょう…!
ひおくり型
テツノイバラexのワザ「ボルトサイクロン」は、攻撃の度にエネルギーを1個ベンチに付け替えなければならず、場合によってはそれがネックになってしまうことも…
そこでグレンアルマの特性「ひおくり」を使って、ベンチに付け替えたエネルギーを再びバトル場に送り返すという構築を考えました。
デッキリストはこちら。
デッキコード:YxxKx4-KTnNPb-c8DKxc
古代ポケモンを採用することで、オーリム博士の気迫から「ひおくり」で一気にテツノイバラexへエネルギーを集められるようにしています。
ハバタクカミも相手の特性を使えなくする能力を持っているので、デッキの妨害性能はより凶悪に…!
特性ロックポケモンを合計8枚も採用しているので、バトル場でスタート出来る確率も高く、初っ端から相手を困らせることも難しくありません。
そこまで嫌がらせしなくてもいいよ という人は、代わりにサブアタッカーを増やせばもっとデッキが安定しそうです。
ミュウexに「ひおくり」でエネ加速して、相手の「バーニングダーク」や「ロストインパクト」をコピーして使うのも面白いかも。
ただし、こちらもテツノイバラexがバトル場にいると「リスタート」が使えないので忘れないようにしましょう。
ジャローダVSTAR型
意外にも、草タイプのジャローダVSTARとも面白いデッキが組めちゃうんです。
続いて紹介するのはこちら。
デッキコード:xxcYxK-prnR04-88JD4x
テツノイバラexの「ボルトサイクロン」でジャローダにエネルギーを集め、VSTARワザの「スターワインダー」で大ダメージを狙う構築です。
「スターワインダー」はエネルギーがたくさん付いているほどダメージが上がり、さらに攻撃後にベンチと入れ替わる効果を持っています。
テツノイバラexの特性・ワザと面白いくらいに噛み合っていますよね…!
VSTARワザを使い終わった後は「ロイヤルミキサー」でエネルギーを再分配することも可能です。
さらに草タイプのデッキということで、このカードも活躍してくれます。
手札から草エネルギーを2枚も付けられるので、手貼りと合わせて1ターンでテツノイバラexの攻撃準備が整います。
大地の器で足りないエネルギーを持ってこられるのも嬉しいですね。
リザードンexなどの悪タイプに弱点を突くことも出来るので、意外と本気で環境でも活躍出来るかも…?
テツノブジンex型
続いては、テツノイバラexが攻撃に参加しない構築を紹介します。
リストはこちら。
デッキコード:wk5kvV-VNMGDO-kF5fVv
相手の番はテツノイバラexやクレッフィで特性を止めつつ、自分の番ではテツノブジンexに入れ替えて特性でダメカンをバラまく作戦です。
入れ替え系のカードを多く採用しているので、テツノイバラexでスタートしてもすぐに立て直せるのが嬉しいポイントですね。
特性をロックしつつ、ワザマシンエヴォリューションでネイティオに進化させ、エネ加速とドロー手段も確保しましょう。
準備が十分に整ったら、テツノブジンexで一斉攻撃!
もちろんテツノイバラexをバトル場に出し続けて、「タキオンビット」で削り続けるのもアリです。
大きなダメージは出しづらいので、ワザマシンデヴォリューションを入れるか、なるべく短期決戦で勝負を決めましょう。
フーディンex型
バトル場に出なくても攻撃出来るフーディンexも、テツノイバラexの特性を存分に活かせますね。
デッキリストはこちらです。
デッキコード:FvwfVv-QAq6lt-k5wfVk
元々フーディンexはクレッフィやミミッキュで相手を妨害しながら戦うのが主流でしたが、テツノイバラexの登場によって妨害出来る範囲がさらに広がりました。
相手が1番困るポケモンをバトル場に出して、着々とフーディンexの攻撃準備を整えましょう。
ワザマシンをたくさん採用しているので、進化・エネ加速も問題なくこなせます。
フーディンexの逃げエネが1なので、バトル場に呼び出されても緊急ボードで簡単に逃げられるのもポイント。
実は「マインドジャック」で最大240ダメージを出せるので、いざという時はバトル場に出てきて直接攻撃するのもアリかも…
アルセウスVSTAR型
最後に紹介するのはアルセウスVSTARと組み合わせたデッキです。
以前活躍していた”雪道アルセウス”をどうしても再現したく…構築を考えてみました。
デッキコード:LN6QHi-uBcU8m-HnLnQg
正直な所このデッキ、相性はそんなに良くないです。
(テツノイバラexがバトル場にいる限り、アルセウスはベンチで何も出来ないので…)
ということで今回は奇襲作戦を考えました。
序盤はアルセウスVで場にエネルギーを貯めて、あえて自分のポケモンが倒されるのを待ちます。
そして相手に倒されたのを見計らって、
すかさずアンフェアスタンプを発動!
テツノイバラexもここで登場させ、同時に特性ロックを仕掛けます。
相手は一瞬で手札が2枚になり、特性も封じられることに…
こちらのポピーを使うことで、エネルギーの準備もすぐさま整います。
必要カードは多いですが、「スターバース」があれば安定して揃えられそうですね。
運も必要ですが、序盤からあの雪道ツツジを再現することが出来ます。
特性ロックは手札干渉と組み合わせてこそなので、アンフェアスタンプもぜひ採用したい1枚です。
まとめ
頂への雪道のレギュ落ち以来、ピジョットexやサーフゴーex等、多くのルール持ちポケモンに好き放題されていましたが、ついに強力な対策カードが登場しましたね。
使い勝手にクセがあるのでどこまで流行るか分かりませんが、環境を変化させるキーカードになる可能性は十分にあります。
テツノイバラex対策でキャンセルコロンが採用必須になる未来も…?
ワザに必要なエネルギーの制限が緩いので、今回紹介した以外にも色んなデッキが考えられそうです。
特性持ちデッキにお悩みのあなた、ぜひ1度使ってみてはいかがでしょうか?
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