HP300超えでエネバトン!テツノイサハexデッキ

今回は、テツノイサハexをメインにしたデッキを紹介します。

ベンチに出した時にバトル場と入れ替わり、さらにエネルギーまで付け替えられる特性「ラピッドバーニア」を持っています。

環境トップのリザードンexに対して弱点を突けるので、様々なデッキにピンポイントで採用されているテツノイサハexですが、このポケモンをメインにしたデッキはほとんど見かけません…

そこで今回は特性を上手く活かしつつ、テツノイサハexが主役として活躍出来るデッキを考えました。

詳しく解説していくので、ぜひご覧ください!

コンセプト

テツノイサハexは特性によって出してすぐ攻撃が出来るので、奇襲を仕掛けるには最適のポケモンです。

ただ、HPが低いので返しのターンで倒されやすいという欠点もあります。

リザードンexを1発で倒したとしても、すぐに別のリザードンexに倒されてしまいます…

なので今回はテツノイサハexの耐久力を上げて、相手の攻撃を1発耐えるというコンセプトでデッキを作ろうと思います。

そこで役に立つのが、こちらのポケモン。

コロトックの特性「みなぎるせんりつ」で草タイプのHPを40上げることが出来ます。

テツノイサハexのHPが実質260になるので、簡単には倒されなくなりそうですね。

だけどまだ少し不安なので、

さらにヒーローマントでHPを底上げ!

ここまですれば大抵の攻撃は1度耐えることが出来ます。

1度攻撃を受けたら、すぐに次のテツノイサハexをベンチに出して選手交代。

特性のおかげでエネルギーは使いまわせるし、ポケモンいれかえを使う必要もありません。

「プリズムエッジ」のワザが使えない効果もなくなるので、連続で攻撃することが可能です。

ダメージを受けてベンチと交代したテツノイサハexは、すぐさまボタンで回収しましょう。

これでダメージを帳消しにして、さらに手札に戻したヒーローマントをバトル場に付け直すことが出来ます。

こうしてHP300越えのテツノイサハexを何度も繰り出して戦っていきます。

1撃で倒す手段のない相手であればかなりの圧力を与えられそうですね。

これらのカードを上手く活かせるよう作成したデッキリストはこちら。

デッキリスト

デッキコード:51k5VF-D83mPU-fwv1vF

テツノイサハex

このデッキのメインアタッカーです。

攻撃の直前まで手札に温存しておいて、コロトックやヒーローマントの準備が整ってから場に出しましょう。

ビーダルやマナフィにエネルギーを付けておけばいつでも付け替えられますし、もし倒されてもサイドは1枚しか取られないので安心ですね。

「ラピッドバーニア」は手札から出した時しか使えないので、ネストボールで場に出さないように注意しましょう。

ヒスイビリリダマ

このデッキのエネ加速要員です。

後攻をとって「ごきげんチャージ」を使います。

どうしてミライドンじゃないの? と思われるかもしれませんが、今回の構築に関してはヒスイビリリダマの方が都合がいいんです。

テツノイサハexを手札にかかえたままミライドンでエネ加速しようとすると、ベンチにもう1体ミライドンを出さなければならず、ベンチが狭くなってしまいます。

その点ヒスイビリリダマであれば、ビッパやコロボーシにもエネルギーを付けられるので効率がいいです。

エネルギーが無くてもワザが使えるのも嬉しいポイント。

コロトック

場にいるだけで草ポケモンのHPを40上げてくれます。

2体出しても効果は重複しませんが、倒されることを考慮して2体目も準備しておくと安心です。

このポケモン自身はHPが上がらないので注意。

テクノレーダー

テツノイサハexの特性はネストボールで場に出すと発動しないので、手札に加えられるテクノレーダーを採用しています。

そうなると他の未来ポケモンも採用したくなりますが、今回はテツノイサハex専用サーチカードとして使います。

テツノツツミ1枚くらいなら入れてもいいかもしれませんね。

お手軽に相手のバトル場のポケモンを入れ替えられますし、トラッシュに行ってくれるのでベンチも広く使えます。

ヒーローマント

これ1枚でテツノイサハexの生存率を大きく高めてくれます。

もしコロトックに進化出来なくても、ヒーローマントさえ付けていれば1発で倒されることはまず無いはず。

ボタンで回収すれば何度も使いまわせるので、ACE SPECの力を終始相手に押し付けることが出来ます。

サイド落ちを考慮して勇気のおまもりも1枚入れています。

こちらでもコロトックと合わせればかなりの耐久力を発揮出来ます。

ロストスイーパーでヒーローマントがロストされてしまった時にも有効ですね。

ボタン

ダメージを受けたテツノイサハexを手札に戻し、相手の攻撃を無かったことに出来る強力なサポートカードです。

出来ればダメージを耐えられるぎりぎりまで粘ってから使いたいですね。

ともだちてちょうで再利用すれば、最大4回まで使えます。

ひとつ注意点があって、2体目のテツノイサハexにエネルギーを付け替えてから使用しないと、エネルギーまで手札に戻すことになり、そのターンに攻撃が出来なくなります。

その場合に備えて、ビーダルやコロトックにエネルギーを付けてストックしておくと良さそうです。

ミストエネルギー

せっかくテツノイサハexのHPを上げても、「スターレクイエム」や「くるいえぐる」の効果で気絶させられるとどうしようもないので、ミストエネルギーを付けるのも忘れずに。

「ラピッドバーニア」は特殊エネルギーも付け替えることが出来るので、1枚で使い回し可能です。

改造ハンマーやシンオウ神殿には要注意。

実践結果

今回はジムバトルに参加してきました。

1試合目

古代バレット 後攻

初戦はこちらのデッキから。

古代バレットは終盤まで大きなダメージが出せないので、こっちがかなり有利かも と思いつつ対戦スタート。

思った通り相手はテツノイサハexを倒しきることが出来ず、コロトックとボタンによる無敵コンボをしっかり決めることが出来ました。

ただ、こちらもダメージが低くブーストエナジー古代が付いたコライドンを倒しきれず…

ボタンも足りなくなり、一旦ベンチに逃げていたテツノイサハexが倒されサイドレースは接戦に…

しかし、耐久を続けていたおかげで相手のリソースが底を尽き、最終的にはこちらが勝利することが出来ました!

トドロクツキが草弱点なので、ブーストエナジー古代があってもワンパン出来るのが大きかったです。

もし相手のデッキにロストスイーパーが入っていたら危なかったかも…

●対戦結果 6-4 勝ち

2試合目

リザードンex 後攻

続いても弱点相性的に有利なリザードンexとの対戦。

ヒーローマントとコロトックがいれば最大ダメージの「バーニングダーク」も耐えられるので、ここは何としても勝ちたい所…!

まずは立ち上がり、相手はなかよしポフィンで無難にベンチを展開。

こちらもしっかりヒスイビリリダマでエネ加速して番を返します。

草エネが見えたことで一瞬相手の手が止まりましたが、ベンチが揃っていたこともあり、そのままリザードンexに進化して攻撃してきました。

ここでヒーローマントを付けたテツノイサハexが出撃!

見事にリザードンexを倒してサイドを2枚取りました。

通常ならサイドを2枚取った時点で、テツノイサハexは次のリザードンexに倒されてしまいますが、今回はヒーローマントのおかげでHPが320もあります。

1発で倒しきれないと悟った相手はロストスイーパーを引きに行きますが、引くことはできず…

こちらはコロトックを出してさらに耐久力を上げ、一方的な展開に。

結局そのままHP360のテツノイサハexが相手を蹂躙して、見事2連勝!

後で聞いた話ですが、相手のかがやくリザードンがサイドに落ちていた為、テツノイサハexを突破する手段が無かったそうです。

相手のデッキにエンテイVが入っていなかったことも幸運でした。
(もし入っていたら、結構絶望的だったかも…)

●対戦結果 6-2 勝ち

3試合目

ルギアVSTAR 後攻

最後の相手はルギアVSTAR。

チラチーノに特殊エネルギーがたくさん付いてしまうとアウトなので、それまでに勝負を決めたい所ですが果たして…

今回は相手の展開が早く、先攻2ターン目で「アッセンブルスター」を決められてしまいました。

こちらも何とか食らいつきますが、なんとヒーローマントがサイド落ち。

それでも勇気のおまもりでHPを310まで上げますが、

予想通りチラチーノが登場して、エネルギーをたくさん付けて「スペシャルころころ」を宣言。

脅威の350ダメージでテツノイサハexがワンパンされました…

ヒーローマントさえあれば、ぎりぎり10耐えられていたのに…

テツノイサハexが倒されたことによりエネルギーが足らなくなり、残念ながらここで敗北。

どれだけ耐久を上げても、最後にはそれを上回るダメージで倒されてしまうのがポケカの難しい所でもあり面白い所でもありますね。

まとめ

現環境には草タイプが弱点のポケモンが多く、それらを1発で倒しながらも自分は倒されないというテツノイサハexがとても頼もしく感じました。

ただし弱点を突けないデッキに対しては少しダメージ不足な所があり、ルギアVSTARやパオジアンexデッキなど、大ダメージを出してくるデッキにも注意が必要です。

炎タイプにもめっぽう弱いので、何かいいサブアタッカーがいればいいんですが…

今後の新ポケモンに期待ですね。

デッキ紹介は以上です。

テツノイサハex、たまにはメインで活躍させてみませんか?

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