今回は、いしずえのめんオーガポンexをメインにしたデッキを紹介します。
特性「いしずえのかまえ」によって特性を持つポケモンからワザのダメージを受けません。
現環境で活躍するほとんどのポケモンが特性を持っているので、「いしずえのかまえ」によって広範囲のデッキを対策することが出来ます。
今回は他にも様々なギミックを採用して、有利対面以外のデッキとも戦えるように構築を考えました。
詳しく解説していくので、ぜひご覧ください!
コンセプト
まず最初に言っておきたいのがこのデッキ、
リザードンexにめちゃくちゃ有利に戦えます。
リザードンexはもちろん、ピジョットex、かがやくリザードン、なんならリザードまで、デッキを構成するほぼ全てのポケモンからダメージを受けません。
難しいことを考えずに「ぶちやぶる」を連打しているだけで勝てます。
現在の大リザードン時代が続く限り、かなり立ち位置の良いデッキだと思います。
ただし、それ以外のデッキに対してはどうなの…?
という話になりますよね。
実際、特性を持たないポケモンがメインのデッキも環境にはたくさん存在します。
それらのデッキからすればオーガポンexは正直カモです…
そんな相手に対してどうやって戦っていくか。
今回はいくつかのサブアタッカーを採用して、オーガポンexが苦手な対面をカバー出来るようにしてみました。
まず、タケルライコexデッキにはこちらのリキキリンexで応戦します。
特性「テイルアーマー」でタケルライコexからの攻撃を無効化するので、オーガポンexと同様に相手を完封出来ます。
悪タイプなのでサーナイトexデッキに対しても有利に戦えますね。
ドラパルトexデッキに対しては、いどのめんオーガポンexで奇襲を仕掛けます。
ワザ「げきりゅうポンプ」でドラパルトexに進化される前にドラメシヤを複数取りしていきましょう。
エーススペックのきらめく結晶とダブルターボエネルギーで、後攻1ターン目から「げきりゅうポンプ」を打つことも可能です。
不利な状況でも「すすりなく」で相手を逃げられなくしてLOを狙える点も強みです。
こんな感じでほぼ全ての環境デッキを対策出来るよう考えたデッキリストがこちらです。
デッキリスト
デッキコード:xacKxY-kKj0iJ-cc84cK
いしずえのめんオーガポンex
今回のデッキの主役です。
リザードンex以外にもパルキアVSTARやレジドラゴVSTARなど、幅広いデッキに対して有利に戦うことが出来ます。
ワザのダメージは無効化出来ますが、ワザの効果や特性によるダメカンは防げないので要注意です。
特にヨノワールの「カースドボム」には気を付けましょう。
対リザードンexにおいては唯一の負け筋になります。
キャンセルコロン等が使われる可能性も考慮して、油断せずにしっかりと2体目のオーガポンexを出すように。
リキキリンex
オーガポンexが苦手なタケルライコexやテラパゴスexデッキと戦う時に活躍します。
場合によってはオーガポン以上に相手を止めてくれる、優秀なアタッカーです。
ワザ「ダーティビーム」も悪くない性能で、弱点を突いてサーナイトexをワンパン出来ますし、ベンチへの30ダメージも地味に強力です。
ただし、タケルライコexデッキにたまに採用されている、いしずえのめんオーガポンexにはお手上げです。
特性とワザの効果によって、逆に完封されてしまいます。
タケルライコexデッキに採用されているケースはそこまで多くありませんが、出されたら運が悪かったと割り切りましょう…
いどのめんオーガポンex
ワザ「げきりゅうポンプ」で相手の進化前のたねポケモンを一掃します。
きらめく結晶を付ければ後攻1ターン目からワザを使うことも出来るので、一瞬でたね切れ勝ちを狙うことも可能です。
特にドラパルトexには進化されてしまうと有効な対策手段がない為、進化される前に相手の盤面を崩壊させてしまいたいですね。
アクロマの執念で必要なパーツを簡単に集めることが出来るのも便利。
デッキに戻したダブルターボエネルギーもすぐに持ってこれるので、「げきりゅうポンプ」を連発するのも難しくありません。
スピンロトム
実はこのデッキを使う上で超重要な役割を持っているのがこのポケモンです。
特性「ファンコール」が非常に優秀で、どんなに最初の手札が事故っていても最低限戦えるラインまで回復出来ます。
リキキリンexの進化前のキリンリキにも無色タイプがいるので、「ファンコール」で持ってこられちゃいます。
そして忘れてはならないのがワザ「とつげきランディング」。
相手がヒトカゲやドラメシヤ1体で番を返してこようものなら、「とつげきランディング」で試合終了です。
こちらもアクロマの執念でスタジアムとジェットエネルギーを持ってこられるので、再現性はかなり高いです。
ワザマシン デヴォリューション
大きなダメージを出すことが難しいデッキなので、少ないダメージで相手を倒せるデヴォリューションは必須カードです。
リザードンexやドラパルトexを倒せるのはもちろん、ピジョットexを退化させられるのも大きな効果があります。
「マッハサーチ」を毎ターン使われると、何度もヨノワールに進化されてしまいますからね…
1枚だけだと割と簡単に復帰されてしまうので、念押しの2枚採用にしています。
きらめく結晶
オーガポンex2体、リキキリンexのワザのエネルギーを減らしてくれる優秀なエーススペック。
なんと有色エネルギーの肩代わりをしてくれるので、3体ともダブルターボエネルギー1枚でワザが使えます。
特にいどのめんオーガポンexは出してすぐ「げきりゅうポンプ」が使えるので強力です。
相手にマナフィを置かせる隙を与えません。
アクロマの執念やペパーで簡単に持ってこられるので、奇襲を仕掛けるにはもってこいです。
アクロマの執念
これ1枚で色んな展開が出来る重要なサポートカードです。
ベンチを展開したい時はボウルタウンを持ってきてスピンロトムに繋げたり、
速攻で攻撃したい時はタウンデパートできらめく結晶を持ってきたり、
状況にあわせて柔軟に対応出来ます。
ただし汎用スタジアムは相手にも利用されてしまうので、使い時には注意しましょう。
まとめ
リザードンexがあまりにも強いので、対策しようとしたら色んなデッキに刺さる構築が作れました。
デッキ相性さえ良ければプレイングスキルがなくても簡単に勝てるので、初心者の方にもおすすめです。
良くも悪くも相手のデッキに大きく依存するので、今後の環境の変化に合わせて細かくチューニングしていく必要がありそうです。
おそらくまだしばらくはリザードンexの天下が続くと思うので、どうしても勝ちたいという方は使ってみてはいかかでしょうか。
デッキ紹介は以上です。
最後まで読んでくれたあなた、環境メタ職人の仲間入りです!
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