今回は、ドラパルトexデッキの対策カードを紹介していきます。

「ファントムダイブ」でベンチの小型ポケモンをまとめて処理しながら、「カースドボム」と合わせて大型ポケモンも1発で倒せる強力なデッキです。
1進化のドロンチも優秀で、スボミーでグッズロックしながら「ていさつしれい」で準備を整えてくるのが非常に厄介…
組み合わせるポケモンの種類もとても多く、全てを完全に対策するのは不可能と言っていいほど。
新環境でも常に上位をキープしているドラパルトexですが、続々と有能対策カードが出てきているのも事実です。
少しでも勝率を上げる為に、対策カードについて学んでいきましょう。
ガチ対策カードからネタ対策カードまで、幅広く紹介していくのでぜひご覧ください!
おすすめ対策カード(ガチ編)
リーリエのピッピex

リーリエのピッピexの特性「フェアリーゾーン」は、場にいるだけでドラゴンタイプの弱点を超タイプにしてくれます。
このポケモンのみならず、超タイプのポケモン全員がドラパルトexキラーに早変わりです。
超エネルギーを使うデッキなら、何を差し置いても1枚は入れておきましょう。

“リーリエのしんじゅ”をつけることで、取られるサイドを1枚減らすことも可能です。
対ドラパルトexに限らず、サイド1の強力なアタッカーとして多くの場面で活躍してくれそうですね。
これでサイドレースで競り負けることはまず無くなるはず。
ただしHPが190と低く、ヨノワールの「カースドボム」には注意が必要です。

「カースドボム」のダメカン13個と、「ファントムダイブ」のダメカン6個でちょうど気絶してしまいます。
ワザの効果で気絶した場合は、”リーリエのしんじゅ”の効果も発動しない為かなり苦しい展開に…
非常に優秀な対策カードですが、出すタイミングには十分注意して使うようにしましょう。
ミロカロスex

特性「きらめくウロコ」を持つミロカロスexも、対策カードとして非常に優秀です。
テラスタルポケモンであるドラパルトexから、ワザのダメージに加えてワザの効果まで防いでくれます。
「ファントムダイブ」でダメカンを乗せられる心配がないので、ベンチにいる時でも安心安全。
「ヒプノスプラッシュ」で一方的にダメージを与えていきましょう。

進化前のヒンバスはHPが低く、進化する前にまとめて倒されるとかなり苦しくなります。
「エヴォリューション」を駆使して、場に出してすぐ進化出来るようにしておきたいですね。
あまりにもメタが刺さりすぎて、一時的に環境を激変させてしまったミロカロスexですが、少々目立ち過ぎてしまったのも事実。

すぐに対策され、今ではあまり見かけることもなくなりました。
しかし、影が薄くなったということは、相手の警戒も薄くなっているということ。
相手のデッキから対策カードが抜けたところで再びミロカロスexを使用すれば、再び大活躍してくれそうです。
ベラカス

ベラカスの特性「スフィアシールド」でも、「ファントムダイブ」のダメカンを乗せる効果を防げます。
ベンチポケモンさえ守れれば、どんなデッキでも互角には戦えるはず。
特性の効果は防げないので「カースドボム」が厄介ですが、それでも十分に活躍してくれます。
そして忘れてはいけないのが、ベンチポケモンをワザのダメージからも守ってくれるということ。(こっちがメイン…?)


マナフィがレギュ落ちした影響で、ベンチ狙撃出来るポケモンが現在猛威を振るっています。
序盤はHPの低いたねポケモンが並びがちですが、ベラカスがいれば安心してベンチを広げることが出来ますね。
ドラパルトexデッキにも採用されていることがあり、ミラー戦では大きなカギを握る存在になりそうです。
自分が使うことも、相手に使われることも想定して、効果を頭に叩き込んでおきましょう。
Nのヒヒダルマ

先ほど書いたようにマナフィがいない今、ベンチ狙撃が熱いです。
Nのヒヒダルマのワザ「ひだるまキャノン」を使えば、ベンチのドロンチも簡単に倒すことが出来ます。
最近のドラパルトexデッキはふしぎなアメで序盤から進化してくることは稀で、

スボミーのグッズロックで相手を妨害しながら、ドロンチに進化してじっくり戦うのが主流になっています。
そこを「ひだるまキャノン」で落としていけば、相手に大きな打撃を与えられそうです。

Nのゾロアークexの「ナイトジョーカー」で「ひだるまキャノン」をコピーして使うのが一般的ですが、
Nのヒヒダルマ本人がワザを使ったってOKです。
サイドを取られない上にリバーサルエネルギー1枚で攻撃出来るので、場合によってはゾロアークex以上に活躍してくれるかも。
おすすめ対策カード(ネタ編)
エーフィex

個人的にドラパルトex対策として推しているのが、こちらのエーフィex。
ワザ「アマゼツ」によって進化ポケモンを全て山札に戻すことが出来ます。
相手が「エヴォリューション」を使った返しのターンで「アマゼツ」を打てれば超強力ですね。
元々2進化のドラパルトexには有利でしたが、

リーリエのピッピexの登場でさらに戦いやすくなりました。
退化させずとも「サイコアウト」でそのまま倒しにいけますからね。
しかも手札を1枚トラッシュするおまけ付き。
今まではたねポケモン主体のタケルライコexデッキに対しては有効打がありませんでしたが、その問題もこれで解決です。
環境デッキへの対応力も上がり、マイナーポケモンながら今後の活躍に期待が持てます。
ディンルーex

ディンルーexの特性「じゅばくのだいち」で、ダメカンが乗っているポケモンの特性を全て封じることが可能です。
ドロンチ、ヨノワール、ネイティオ、これらを全て特性を持たない置物に変えてくれます。
ドラパルトexにさえ進化されなければ、そのまま「ランドスクープ」で狩り尽くすことも難しくありません。
エネ加速が少し大変ですが、準備が整えば絶大な制圧力を発揮してくれそうです。
「じゅばくのだいち」はバトル場にいる間しか発動しないので注意しましょう。
カウンターキャッチャーが怖いので、ギリギリまでサイドは取らないようにダメカンを乗せていきたいですね。
クエスパトラex

クエスパトラexもドラパルトex対策として有効な特性「まばゆいしせん」を持っています。
「ファントムダイブ」を打つためのエネルギーが3個必要になるので、すぐに攻撃することが出来なくなるはず。
スボミーで「むずむずかふん」を使う時もエネルギーを消費させられます。

きらめく結晶を使われると効果が薄れるので、ジャミングタワーと合わせて使いたいですね。
たねポケモン対策でポケモンリーグ本部と組み合わせてもOK。
「まばゆいしせん」で相手の攻撃を鈍らせられるのは強力ですが、こちらの攻撃もあまり強くないのがクエスパトラexの弱点。
エネ加速しまくって自らワザのダメージを上げたり、「デヴォリューション」を使って少ないダメージで倒すなど、工夫が必要になりそうです。
先ほど紹介したエーフィexと組み合わせるのも面白いかもしれません。
ヒビキのホウオウex

ヒビキのホウオウexのワザ「シャイニングフェザー」は、自分のポケモン全員のHPを50回復することが出来ます。
「ファントムダイブ」のダメカンを乗せる効果をほぼ無効化出来るので、有利に戦えるはずです。
バトル場でヒビキのホウオウexがダメージを受けても、

ボタンを使えば実質全回復です。
特性「こんじきのほのお」のおかげで、すぐに2体目のアタッカーが育つのも便利。
1発で大きなダメージを出せないドラパルトexにはかなり厄介な相手になるのではないでしょうか。

ただし、まけんきハチマキや「カースドボム」と合わせて攻撃されると簡単に倒されてしまうので注意が必要です。
勇気のおまもりを付ければ何とかなりますが、ヨノワールの「カースドボム」をくらうとどうにもなりません…
ヨマワルが出てきた時点で早めに対処できるようにしておきましょう。
まとめ
かがやくゲッコウガやネオラントV、森の封印石などがレギュ落ちしたことで、少し試合スピードがゆっくりになった新環境。
序盤はじっくり準備を整えるデッキが増えている中で、「むずむずかふん+ていさつしれい」を使えるドラパルトexは攻守ともに隙がありません。
ベンチ狙撃を駆使して速攻で勝負を決めにいく戦法も出てきましたが、この安定感を崩すのは中々難しいかも。
とはいえ、

強力なドラパルトex対策ポケモンが登場したこともあり、ふとしたきっかけで環境が大きく入れ替わることも十分考えられます。
ドラパルト自身も構築を変えてさらに活躍する可能性もあるので、今後の動きに要注目ですね。
対策カードの紹介は以上になります。
ドラパルトexにお悩みのあなた、参考にしてみてはいかがでしょうか?
コメント