今回は、ネイティオ&ドードリオをメインにしたデッキを紹介します。
ネイティオの特性「アカシックセンス」でエネ加速しながら手札を増やし、
とあるカードでダメカンまで増やしながら、ドードリオのワザ「いかりのくちばし」の火力を上げていくデッキです。
詳しく解説していくので、ぜひご覧ください!
コンセプト
ネイティオの特性「アカシックセンス」は、
手札から超エネルギーをベンチポケモンにつけながら、さらに山札を2枚引くことが出来ます。
ポイントはベンチポケモンなら何タイプにもつけられるという点で、
無色タイプのドードリオにつけることも可能なんです。
そして「アカシックセンス」のもうひとつのポイントは
手札からエネルギーをつけるということ。
つまり、
いにしえの墓地を出した状態で「アカシックセンス」を使えば、
エネルギーをつけたポケモンにどんどんダメカンが乗っていくわけです。
普通ならデメリットしかありませんが、
ドードリオのワザ「いかりのくちばし」はダメカンが乗っているほどダメージが上がるので、
この効果により大ダメージを狙うことが出来ます。
いにしえの墓地でダメカンを乗せるコンボとしては、
チェリムとの組み合わせの方が相性が良さそうですが、
手札の減るスピードが早く、後半になるほどキツくなっていきます。
ドードリオの「ばくそうドロー」だけでは少し心許ない…
ということで、手札からエネ加速しつつドローも出来る、
ネイティオの「アカシックセンス」に注目してデッキを作りました。
作成したデッキリストがこちらです。
デッキリスト
デッキコード:MXpMpM-leFUmn-ypMXEX
ネイティオ
最も優先して場に並べたいポケモンです。
非ルールポケモンなので頂への雪道でも止まらないのが優秀ですね。
進化しても逃げエネが1なので、バトル場から下がりやすいところも嬉しいポイントです。
ドードリオ
このデッキのメインアタッカーです。
エネルギーを4枚つけた上で、「ばくそうドロー」を1回使えばダメカンが9個乗り、
9×30+10=280ダメージを出すことが出来ます。
実際、そこまで上手くエネルギーがつけられる状況は少ないと思うので、
「ばくそうドロー」でダメカンを貯めつつ、ここぞという所でエネルギーをつけて大ダメージを狙う戦い方になりそうです。
ミミッキュ
ネイティオやドードリオを揃えるのに時間がかかるので、
序盤のアタッカーとして採用しました。
超タイプのポケモンなので、いにしえの墓地の効果でダメカンが乗らないのも相性〇です。
マナフィ&ジラーチ
低HPかつ、自分からダメカンを貯めながら戦うデッキなので、
この2体は重要な生命線になります。
ベンチが狭くなりますが、特にロスト対面では必ず置きたいカードです。
いにしえの墓地
これがあるかないかで、ドードリオのダメカンの貯まり方が全然変わってくるので、
優先して出したいカードです。
当然ですが相手が手貼りした時もダメカンを乗せることが出来るので、
相対的に火力UPに繋がります。
実践結果
今回はジムバトルに参加してきました。
1試合目
サーナイトex 先攻
序盤はお互い事故り気味で、全然たねポケモンが並ばないまま勝負が進みましたが、
運良くこちらが先にネイティオに進化出来たので、
ミミッキュを絡めつつ攻撃していきました。
相手はまだ事故っているみたいで、ようやくサーナイトexに進化するも、
他のアタッカーが準備出来ず、サーナイトex自身で攻撃してきました。
これはチャンスと思い、ダメカンを貯めこんでいたドードリオを前に出し、
「いかりのくちばし」で倒すことが出来ました!
その後も主導権を握り続け、初戦は見事勝利!
相手が事故り続けてくれたおかげで有利に進めたので、運にも恵まれました。
●対戦結果 6-3 勝ち
2試合目
ミュウVMAX 後攻
かなり相性の悪い相手と当たってしまいました…
ミュウVMAXはドードリオの最大ダメージでも倒せない上に、
ミュウVのワザ「サイコジャンプ」で山札に逃げることも出来ます。
幸い、今回の相手も少し事故り気味で、序盤はミミッキュで応戦出来ましたが、
いにしえの墓地がロストスイーパーで壊されこちらも有効打が出せず…
モタモタしている間にマナフィが倒され、
コオリッポのワザ「ブロックスライダー」でネイティオが狩られ敗北…
いにしえの墓地がトラッシュされると、
安易に「アカシックセンス」が使えない = 手札が増やせない
という状況に陥るということが分かり、このデッキの課題が浮き彫りになった試合でした。
●対戦結果 1-6 負け
3試合目
ラウドボーンex 先攻
対戦相手は最近ポケカを始めた初心者の方だったみたいで、
スターターデッキを少し改造したラウドボーンexとの勝負でした。
炎タイプのラウドボーンex主体で攻められましたが、
ミミッキュを壁にして時間を稼ぎ、
ベンチで育てたドードリオで倒しきることが出来ました。
対戦後、雑談中に気付いたのですが、
こちらのラウドボーンexのワザ「ラスターバーン」は、
ミミッキュの特性を貫通する効果を持っており、
それに気づかれていたら負けていたかも…
●対戦結果 6-2 勝ち
まとめ
このデッキを実際に使ってみて気づいた点は、
いにしえの墓地を序盤に引けるかがとても重要
ということでした。
ダメカンを乗せられないなら、「アカシックセンス」をドードリオに使う意味がほとんどありませんからね。
サブアタッカーのミミッキュを、もう少しダメージが出せるポケモンに変えて、
序盤はそこにエネルギーを集めた方がいいかもしれないです。
また、最近は頂への雪道対策として、スタジアムをトラッシュするカードも多く採用されているので、
いにしえの墓地以外でもダメカンを乗せるカードがあった方がいいかも。
ダメージポンプがあれば、2体のドードリオのダメカンを1体に集めることが出来るので、
ここぞという所でダメージを伸ばしたい時に便利です。
デッキ紹介は以上です。
ネイティオとドードリオ、2種類のポケモンでどんどん山札を掘り進めていくのはかなり爽快です!
ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか?
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