今回は、ルギアVSTARデッキの対策カードを紹介していきます。
強力な特性を持ち、登場以来デッキの形を変えながら何度も環境で活躍してきました。
レギュレーション変更の度に少しずつ弱体化していましたが、環境の変化や優秀なサブアタッカーの登場等によって息を吹き返してきており、
さらにレガシーエネルギーの登場で、いよいよ手が付けられない状態に…
今回はそんなルギアVSTARに対抗すべく、対策カードを集めました。
ガチ対策カードからネタ対策カードまで、幅広く紹介していくのでぜひご覧ください!
おすすめ対策カード(ガチ編)
シンオウ神殿
まず紹介するのはシンオウ神殿。
特殊エネルギーの効果が全て無くなるので、ダブルターボエネルギーを無色1個分にしたり、Vガードエネルギーのダメージ軽減を無効にすることが出来ます。
ただしエネルギーが使えなくなる訳では無い為、ルギアVSTARに適当なエネルギーを4枚付けるだけで「ストームダイブ」で簡単に突破されてしまいます。
シンオウ神殿を1枚入れただけでは全く対策にならないのがルギアVSTARの恐ろしい所…
使うタイミングには十分気を付けましょう。
おすすめの使い方としては、相手のポケモンを倒す前にギフトエネルギーを無効化してドローされるのを防いだり、
ワザや状態異常でポケモンを縛っておいて、ジェットエネルギーの入れ替えを封じる、等があげられます。
上手く使えば確実に相手の行動を制限出来るので、ルギアVSTAR対策として最初におすすめしたい1枚です。
改造ハンマー
特殊エネルギーを何でも1枚トラッシュ出来るという、分かりやすいルギアVSTAR対策カードです。
こちらもシンオウ神殿と同様、何となく使うだけでは全く役に立たないので注意しましょう。
VガードエネルギーをトラッシュしてルギアVをワンパンしたり、ミストエネルギーをトラッシュして「スターレクイエム」を打ったり、ここぞというタイミングで使うと有効に働きます。
試合終盤で相手がエネルギーをたくさんトラッシュしているなら、エネルギーを減らす目的で使うのもアリです。
全てのタイプとして働きながら、取られるサイドを1枚減らすレガシーエネルギーは最優先でトラッシュしたい1枚です。
ネオラントVの「アクアリターン」で何度も再利用される可能性もあるので、シンオウ神殿と併用して徹底的に対策しておきたいですね。
ピーニャ
こちらのピーニャも相手の特殊エネルギーをトラッシュ出来ます。
しかも、ベンチを含めた全員からそれぞれトラッシュ出来るという太っ腹な効果。
ベンチにエネルギーを分散して付けることも多いので、上手くいけば1度に大量の特殊エネルギーをトラッシュ出来ます。
特殊エネルギーの総数を大きく減らすことが出来るので、ダブルターボエネルギーのような1枚で2個分の効果を持つカードからトラッシュしていくとより効果的かも。
基本エネ主体のデッキに対しては無駄になってしまうのが辛い所ですが、それを補えるほど強力な効果を持ったルギアVSTAR対策カードです。
テツノイバラex
ここからはそもそもアーケオスを場に出させない対策カードを紹介します。
テツノイバラexの特性「イニシャライズ」が発動していれば、ルギアVSTARは「アッセンブルスター」を使うことが出来ません。
さらにルギアVSTARは雷弱点なので、弱点を突いて簡単に倒すことが出来ます。
まさにルギアの天敵とも言えるポケモンですね。
「イニシャライズ」はバトル場にいないと効果が働かないので、ボスの指令等でベンチに下げられないように注意しましょう。
ハバタクカミの特性「あんやのはばたき」で特性を打ち消して強引に突破してくる場合も…
手札干渉による妨害を組み合わせたりして、特性ロックを簡単に解除されないように工夫する必要があります。
ディンルーex
ディンルーexはダメカンが乗っている全ての相手ポケモンの特性を止めることが出来ます。
もしアーケオスを場に出されてしまったとしても、ダメカンを乗せれば「プライマルターボ」も封じてしまうので心配はいりません。
ディンルーexの特性もバトル場にいなければ働かないので気を付けましょう。
ちなみに、ディンルーexが先にバトル場にいて、ダメカンが乗ったハバタクカミが後からバトル場に出てきても「あんやのはばたき」は発動しません。
ディンルーexの特性が先に働いているからですね。
逆にハバタクカミが先にバトル場にいるなら、ダメカンが乗っていても「あんやのはばたき」を止めることは出来ないので注意しましょう。
プテラVSTAR
ルギアVSTAR対策 最終兵器、プテラVSTARを紹介します…!
ワザ「エンシェントスター」を使えば、プテラVSTARが場を離れるまで相手のポケモンV(VSTAR)は特性が使えなくなります。
プテラVSTARが生き残っている限り、確実に「アッセンブルスター」を封じることが出来ますし、ベンチにいても働くので妨害される心配も少ないです。
プテラVSTARは元々は特性を持っていないので、セイジで進化させて後攻1ターン目から「エンシェントスター」を使うことも可能です…!
ポケモンexが主流になってきたとはいえ、ポケモンVもまだまだ活躍しています。
そんなポケモンVの特性を完全に止めてしまうプテラVSTAR、最後に一花咲かせるなんてこともあり得るかもしれませんね。
おすすめカード(ネタ編)
おはやし笛
アーケオスが出てくる前におはやし笛で相手のベンチを埋めてしまえば、実質「アッセンブルスター」を封じたのと同じことになります。
4枠埋めるだけでもアーケオスが1体しか出せなくなるので、十分有利に戦えそうですね。
1度ベンチを埋めても、相手のポケモンを倒すと空きが出来てしまうので注意。
アマージョexのように、ダメカンをバラまいて最後にまとめてサイドを取るデッキだと上手く活用出来そうです。
ネオラントVやミュウexのような、サイドを2枚取れるポケモンを強制的に呼び出して倒すのにも役立ちますね。
確率は低いですが、チラーミィを2体場に出させて「げっこうしゅりけん」で2枚取りなんてことも…
ちなみにマナフィを引いたとしても、出すか出さないかは選ぶことが出来るので覚えておきましょう。
アラブルタケ
アラブルタケの特性「もうどくふんじん」は相手を毒にすることが出来るので、サバイブギプス対策に役立ちます。
サバイブギプスはワザのダメージならいくらでも耐えられますが、毒によるたったひとつのダメカンは防ぐことが出来ません。
自分の番に倒しきれなくても、ポケモンチェックのタイミングで倒せるのでワンパンしたも同然です。
チラーミィに連続で攻撃されるのはたまったもんじゃないので、毒でしっかり対策しましょう。
難易度は高いですが、毒の効果でちょうど相手のポケモンが気絶するようにダメージを調整出来れば、
レガシーエネルギーの”サイドを取られる枚数を減らす効果”も無視できます。
(毒で乗せるダメカンはワザのダメージではない為)
かがやくヒスイオオニューラや危険な密林を使って毒で乗せるダメカンの数を増やせば、気絶させられる範囲も広くなるので、1度狙ってみてはいかがでしょうか?
キラフロルex
キラフロルexの特性「ダストフィールド」も相手のベンチを制限する効果を持っているので、アーケオスを出すスペースを無くすことが出来ます。
先ほど紹介したおはやし笛と組み合わせることで、簡単に相手のベンチを埋められますね。
ワザのダメージが低いのが気になりますが、相手を倒しきらずにダメージを蓄積出来ると考えると悪くない性能です。
かがやくフーディンでダメカンを全体にバラまいておくと、その後の展開も楽に進められそう。
バトル場を離れると特性が解除されて、一気に盤面が崩壊するので油断は禁物です。
崩れたスタジアム等を使って、2重 3重に対策をしておくと安心して戦えます。
そこまでするか?という疑問はありますが、それだけルギアが強力だということで…
ダーテング
最後に紹介するのはダーテング。
ワザ「おいだしトルネード」でベンチのアーケオスを山札に戻すことが出来ます。
「アッセンブルスター」は試合中1度しか使えないので、山札に戻したアーケオスは2度と出すことが出来ません。
アーケオス以外にベンチポケモンを3体選ばなければならないので、こちらもおはやし笛との併用をおすすめします。
ポケモンをトラッシュする効果ではなく山札に戻す効果なので、古代デッキやサーナイトexデッキのような、トラッシュのカードを活用するデッキにも強そうです。
2進化ということで実用性は低いかもしれませんが、便利な特性を持ったコノハナや、分岐進化のダーテングexが登場すれば今後活躍するかもしれません。
まとめ
新たな相棒と特殊エネルギーと共に、何度も環境に舞い戻ってきたルギアVSTARですが、いよいよ全盛期の強さを取り戻しつつあります。
今後も新しい特殊エネルギーが追加されるでしょうし、本格的に対策する必要が出てきましたね。
今回紹介した対策カードを使ったとしても、いくらでも突破手段があるのも恐ろしいです…
サバイブギプスやレガシーエネルギーといったエーススペックの登場で、デッキの強さは上がったものの、
デッキの安定感は少し下がったので、意外とジャッジマンのようなシンプルな手札干渉が1番効果的かもしれませんね。
ルギアVSTAR対策にこだわりすぎると他のデッキに勝てなくなるジレンマもあるので、ある程度割り切って考えるのも大切です。
対策カードの紹介は以上になります。
ルギアVSTARにお悩みのあなた、ぜひ1度試してみてはいかがでしょうか?
コメント
ナイス天才ギラティナデッキだたら助かった。