今回は、ミロカロスexデッキの対策カードを紹介していきます。
特性「きらめくウロコ」を持ち、テラスタルポケモンから一切攻撃を受けないミロカロスex。
リキキリンexやいしずえのめんオーガポンexと組み合わせて、環境ポケモンを徹底的にメタったデッキが猛威を振るっています。
環境トップクラスのリザードンex、ドラパルトex、タケルライコex、全てに対して有利に戦うことが出来ます。
「きらめくウロコ」は元々強力な特性でしたが、
キャンセルコロンのレギュ落ちによって、突破するのが非常に難しくなりました。
デッキによっては完全に詰んでしまうことも…
そこで今回は、Iレギュレーションでも使えてミロカロスexに対抗出来るカードを紹介していきます。
リザ、ドラパ、ライコの3デッキ別におすすめカードをまとめたのでぜひご覧ください!
おすすめ対策カード(リザードンexデッキ編)
レジギガス
レジギガスのワザ「ジュエルブレイク」は、相手がテラスタルのポケモンなら330ダメージを出すことが出来ます。
これでミロカロスexを1発で倒すことが可能です。
さらに特性を持たないので、リザードンexが苦手ないしずえのめんオーガポンexも楽々突破出来ます。
ワザのエネルギーが重いのが難点ですが、リザードンexの「れんごくしはい」があれば難しくないはず。
ただしエネルギーの総数が少ないリザードンexデッキにおいて、レジギガスに4エネ付けるのは大きなリスクにもなります。
エネルギーが付いていないポケモンが縛られないよう、フトゥー博士のシナリオやジェットエネルギーといった入れ替え手段もしっかり用意しておきましょう。
ガチグマ アカツキex
こちらのガチグマexもテラスタルポケモンではないので、ミロカロスexにダメージを与えることが可能です。
ワザ「ブラッドムーン」は240ダメージでミロカロスexのHPには届きませんが、
「カースドボム」でダメージを与えておけば1ターンで倒すことも出来ます。
相手にサイドを取らせれば「ブラッドムーン」の必要エネルギーも減るので一石二鳥ですね。
「れんごくしはい」のおかげで序盤から攻撃出来るのも強力です。
ガチグマexは特性持ちのたねポケモンexなので、いしずえのめんオーガポンexとリキキリンexにはダメージを与えられません。
・いしずえのめんオーガポンexに対してはテラパゴスex
・リキキリンexに対してはリザードンex
相手の動きに合わせて有利なポケモンで戦っていきましょう。
ノココッチex
こちらのノココッチexは、ミロカロスexデッキのポケモン全てにダメージを与えられる優秀な対策カードです。
相手が場に複数のポケモンexを並べていれば「ぎゃっきょうテール」で効率的にダメージを与えることが出来ます。
1エネで使えるので、リザードンexやテラパゴスexにエネ加速する余裕があるのも嬉しいですね。
相手がポケモンexを出さない時は、「ドリルブレイク」で攻撃するのも有効です。
しかもこのワザ、相手のポケモンにかかっている効果を計算しないので、
特性「しんぴのまもり」を持つミミッキュすら倒してくれます。
ノココッチex1体でどんなポケモンにも対応出来るのは嬉しいですよね。
分岐進化のノココッチを採用すれば、ドロー要員としても活用出来ます。
デッキの構築を大きく変える必要がありますが、それに見合った価値のある優秀なポケモンです。
おすすめ対策カード(ドラパルトexデッキ編)
テツノイバラex
相手の特性を消すことが出来るテツノイバラexとドラパルトexを組み合わせることで、ミロカロスexデッキに対してかなり有利に戦うことが出来ます。
元々テラスタルポケモンではないのでミロカロスexにダメージを与えられる上に、弱点を突けるので1発でノックアウトです。
「イニシャライズ」の効果でオーガポンexやリキキリンexにも攻撃可能で、止まることがほとんどありません。
ちなみにテツノイバラexは闘弱点ですが、オーガポンexの「ぶちやぶる」は弱点を計算しないので安心してください。
うっかり1発で気絶してしまわないように注意しましょう。
(オーガポンexに対してはドラパルトexで戦った方がいいです)
ミロカロスexに限らず特性を多用するデッキに対しては非常に強力なので、今後も活躍が期待出来るおすすめポケモンです。
ワザマシン デヴォリューション
ミロカロスexの進化元のヒンバスは現状HPが30しかなく、ちょっとしたダメージでも退化させて簡単に倒すことが出来ます。
「ファントムダイブ」でベンチにダメカンをバラまけるドラパルトexとは元々相性が良いので、対策手段として活躍してくれそうです。
ただし、ミロカロスexはテラスタルポケモンからワザの効果も受けない点に要注意!
「ファントムダイブ」ではダメカンを乗せられないので、「カースドボム」やドロンチの「リューズヘッド」でダメージを与えましょう。
そして忘れがちなのが、”テラスタルポケモンが使うデヴォリューション”も効果がないということ。
必ずドラパルトex以外のポケモンに付けてワザを宣言しましょう。
色々制約はありますが、効力は絶大なので入れて損はありません。
ミミッキュ
特性「しんぴのまもり」でミロカロスexの攻撃を無効化出来るミミッキュもおすすめです。
「ゴーストアイ」で確実にダメージを稼いでいくことが出来ます。
ミロカロスexに限らずかなり広い範囲の攻撃を止めてくれるので、壁としても優秀です。
いしずえのめんオーガポンexには倒されてしまう為、ドラパルトexと上手く入れ替わりながら戦いましょう。
アカマツでエネ加速すれば、後攻1ターン目から攻撃することも可能。
元々アカマツを採用しているドラパルトexも多いですし、デッキとの噛み合いがいいのも嬉しいですね。
おすすめ対策カード(タケルライコexデッキ編)
ナンジャモのハラバリーex
タケルライコexが苦手なリキキリンexに対抗出来る、ナンジャモのハラバリーexを紹介します。
進化ポケモンなので攻撃を無効化されず、「サンダーボルト」で強力なダメージを与えることが可能です。
今までタケルライコexデッキはリキキリンexに対して有効な対策手段がなく、チヲハウハネやスナノケガワで対抗するのが精一杯でした…
それがこのナンジャモのハラバリーexのおかげでぐっと戦いやすくなりましたね。
ただ、リキキリンexに対抗出来るというのはどちらかと言うとおまけ。
このポケモンの本来の強みはその特性にあります。
手札から基本雷エネルギーを好きなだけ”ナンジャモのポケモン”に付けられるので、タケルライコexの「きょくらいごう」のダメージを一気に上げることが出来ます。
スーパーエネルギー回収やハッコウシティで再利用も簡単で、タケルライコexの新しいエネ加速手段として注目を集めています。
どんな対面でも腐らず、リキキリンex対策としても優秀なナンジャモのハラバリーex。
タケルライコexの新しい相棒として今後も活躍が期待出来そうです。
いしずえのめんオーガポンex
“目には目を”ということで、こちらがメタポケモンを使うのも1つの手です。
いしずえのめんオーガポンexのワザ「ぶちやぶる」は相手にかかっている効果を計算しないので、リキキリンexに対してもダメージを与えられます。
さらに「いしずえのかまえ」によって、逆にリキキリンexからの攻撃を受けません。
このポケモン1体で、一気に戦局がくつがえりそうですね。
いしずえのめんオーガポンex同士の対面になるとお互いの攻撃が通じてしまいますが、その場合はタケルライコexで戦えば問題ありません。
1発1発の攻撃は圧倒的にこちらの方が上なので、確実に先にサイドを取り切ることが出来ます。
新環境で活躍しているNのゾロアークexやサーフゴーexに対しても非常に有効なので、オーガポンexを1枚入れておけばどんな相手にも安心して戦えそうです。
リククラゲex
少し変わった対策として、リククラゲexも紹介します。
こちらも進化ポケモンなのでリキキリンexに対して攻撃が有効で、さらに弱点でより大きなダメージを与えることが出来ます。
ベンチのポケモンにも草エネルギーを付ける必要がありますが、
みどりのめんオーガポンexの「みどりのまい」でどんどん草エネルギーが付くので、準備にも時間がかかりません。
さらにリククラゲexの特性「まもりのきんし」で、相手のワザの効果からも守ってくれます。
相手のミロカロスexの苦しまぎれ「ヒプノスプラッシュ」すら受け付けません。
「ファントムダイブ」のダメカンを乗せる効果も防げるので、ドラパルトex対面でも活躍してくれるかも…?
まとめ
新レギュレーションでみんなが浮足立っている所に突如として現れ、シティリーグで続々と結果を残し環境を激震させたミロカロスexデッキ。
ただあまりにも登場が劇的過ぎた為か、一瞬で対策され環境上位から姿を消しました…
この対策記事を書いている最中に旬が過ぎるなんて…
もはや需要がないかもしれませんが、せっかくなので投稿します。
しかし、ほとぼりが覚めて対策カードが薄くなると、再び暴れ出すのがこの手のデッキの恐ろしい所。
メタデッキに対して対抗手段を知っているか知らないかは、勝率に大きな影響を与えます。
環境からいなくなったとしても、しっかりとチェックしておきましょう。
対策カードの紹介は以上になります。
ミロカロスexにお悩みのあなた、ぜひ1度試してみてはいかがでしょうか?
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