今回は、アイアントexのデッキ構築について考えていきます。
カード化される度に相手の山札をトラッシュしているアイアント。
今回ついにルールを持つポケモンとして登場しました。
(過去にもいたらすいません)
特性「いきなりけずる」は手札からベンチに出しただけで相手の山札を1枚トラッシュ出来ます。
ワザを使わずに相手の山札を削っていけるのは面白いですよね。
ただしポケモンを手札に戻す手段が限られている現代のポケカにおいて、この特性だけで試合に勝つのは現実味がありません。
そこで今回はアイアントexでデッキを組む上で役に立ちそうなカードをまとめてみました。
少しでもデッキ作りの参考になれば幸いです。
最後までぜひご覧ください!
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はじめに
アイアントexデッキを作る上で避けて通れないのが、
「それ、イダイナキバでよくない?」問題です。
相手の山札をトラッシュしながらLOを狙うデッキといえば、やっぱりイダイナキバですよね。
「じばんほうかい」で相手の山札を最大4枚もトラッシュ出来ます。
しかも、取られるサイドは1枚だけ。
正直相手の山札をトラッシュするだけのデッキとして見るなら、イダイナキバにアイアントexが勝てることはありません。
ただこのままだと記事がここで終わってしまうので、アイアントexの良いところも探してみます。
当たり前ですが、ワザを使うポケモンに制限が無いというのがアイアントexの優れている点ではないでしょうか。
アイアントexをベンチに出しさえすれば一応LOデッキとして成立する訳ですし、極端な話タケルライコexと組ませてもいいんです。
もちろんワザを使う必要すらなく、ミミッキュのような耐久型のポケモンをバトル場に出して時間を稼ぐのもあり。
組み合わせるポケモン次第で色んな戦術が取れそうなのが魅力的ですよね。
ここからはそんなアイアントexを活かしたデッキ作りのアイデアをいくつか紹介していきます。
アイアントexデッキアイデア
ハピナスex
まず紹介するのはハピナスex。
アイアントexの「いきなりけずる」を多用することを考えると、ボタンやフトゥー博士のシナリオをたくさん使いたいですよね。
ですがそれだと手札が少なくなりがちに…
そこで活躍するのがハピナスexのワザ「おんがえし」です。
自分の手札が6枚になるように山札を引けるので、博士の研究やナンジャモを使わなくても手札を増やすことが出来ます。
これでアイアントexを何度も手札に戻しつつ安定して戦えますね。
ダメージが180とそこそこな火力なのも強力。
フトゥー博士のシナリオでハピナスexを戻せるのも嬉しいポイント。
付いていたエネルギーはトラッシュされますが、ハピナスexの特性「ハッピースイッチ」で別のハピナスexに移動させれば無駄がありません。
終盤になったら「ハッピースイッチ」でアイアントexにエネ加速して、「リベンジクラッシュ」で大ダメージを狙いに行くのも面白そう。
攻撃すると同時に相手の妨害も出来る、アグレッシブなLOデッキが組みたい方におすすめです。
スコヴィランex
続いて紹介するのはもっとアグレッシブな相棒、スコヴィランexです。
「ツーヘッドクラッシュ」で相手の手札と山札を1枚ずつトラッシュ出来るので、相手の山札を削るペースをさらに早めてくれます。
イダイナキバLOと違って自由にサポートを使えるので、
クセロシキのたくらみを使って積極的に手札干渉していきましょう。
「ツーヘッドクラッシュ」の効果とあわせて相手の手札はたった2枚に…
クセロシキの後にぼうがいレターもはさめたら完璧です。
もはやアイアントex関係なくなってきたけど…
いい感じに相手の入れ替え札をトラッシュ出来たら、「からくちバインド」で非アタッカーを縛るのも強力です。
相手の身動きが取れない間に「いきなりけずる」の使用回数をさらに増やしたいですね。
アブソルex
アブソルexのワザ「みらいよち」は、相手の山札の上から3枚を好きな順番に並び替えることが出来ます。
1番上に不要なカード、2番目にトラッシュしたいカードという並び順にすることで、次の番に「いきなりけずる」で狙い通りのカードをトラッシュすることが可能です。
相手に不要なカードを引かせ続けられれば、何もさせずに勝つことも夢じゃないかも…?
実際にはそう上手くいかないので、相手の行動を制限する他の手段も必要です。
アンフェアスタンプで相手の手札を少なくしたり、なるべく成功率を上げてから「みらいよち」を使いましょう。
山札を混ぜられたり3枚以上引かれてしまった場合に備えて、他の妨害手段も多めに用意しておきたいですね。
思い通りにコンボを決めるのは中々難しいかもしれませんが、時間が経てば経つほど相手も苦しくなるはず。
ジワジワと相手のリソースを削っていきましょう。
ゴチルゼル
相手のデッキトップを操作するカードをもう1枚ご紹介。
ゴチルゼルの特性「ほしよみ」で相手の山札の上から2枚を好きに動かすことが出来ます。
妨害版「ていさつしれい」といった感じでしょうか。
先ほどのアブソルexと違って特性なので、山札を並べ替えてすぐに「いきなりけずる」でトラッシュ出来ます。
複数体ゴチルゼルを出せば何度も「ほしよみ」を使えるので、狙ったカードが出るまで相手の山札をほじくりかえしてやりましょう。
ワザ「サイコアウト」が中々凶悪な効果を持っているので、ゴチルゼル自身で攻撃するのもありかも。
2進化なので複数体進化させるのは少し難しいですが、どんどん展開して場をコントロールしていけると強そうです。
チリーン
チリーンの「おかえりチャイム」は自分のベンチポケモンを山札に戻す効果を持っています。
これでボタンやフトゥー博士のシナリオを使わなくてもアイアントexが回収可能に。
空いたサポート権で好きなサポートを自由に使うことが出来ます。
ポケモンに付いているカードも全て山札に戻せるので、勇気のおまもり等を再利用出来るのも嬉しいポイントです。
アイアントexに限らず、ダメージを受けたアタッカーを丸ごと回収すれば耐久力はかなり上がりそう。
(山札に戻っちゃうのが難点ですが…)
LO系のデッキは大抵サイドが負けていると思うので、カウンターゲインを使って1エネで「おかえりチャイム」を使うのも難しくありません。
アイアントexとダブルターボエネルギーを共有することも可能なので、ワザを使うハードルは結構低そう。
相手にテキスト確認されること間違いなしの面白い効果を持ったポケモンです。
カビゴン
やっぱりLOといえばこのポケモン、カビゴンです。
特性「とおせんぼ」で相手の身動きを封じている間に「いきなりけずる」で相手の山札を能動的に削っていきます。
元々ボタンが複数枚入っているデッキなので、アイアントexの回収手段もバッチリです。
さらにアイアントexを強く使う為に、エーススペックをポケモン回収サイクロンにするのも面白いかも。
定期的に物議をかもすカビゴンLOデッキですが、自分から山札を削るカードが出てくれたのは嬉しいですね。
アイアントexのおかげで相手の山札を削るスピードが早くなり、時間切れ両負けが減ってくれるといいのですが…
もちろんボスの指令で倒されて負けというリスクも高くなるので、アイアントexを出しっぱなしにしない工夫も必要になりそうです。
まとめ
アイアントexを活躍させるべく、色んなアイデアを絞りだしてみました。
現状だとベンチポケモンを回収する手段が限られているのが辛いですが、効果的な活用方法はまだまだあるはず。
過去レギュのアマージョVのようなポケモンが出てくれれば、トラッシュしたアイアントexを夜のタンカで回収して再利用するのが楽になるのですが…
もしくは、アイアントex専用の回収ネットを作ってもらうか…
虫だし…
冗談はさておき、少しでもアイアントexデッキを作る参考になったでしょうか。
今回紹介した以外にも、面白いアイデアがあればコメント欄で教えてください。
みんなでアイアントexを環境デッキに押し上げましょう!
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