フライゴンexを考える【ネタカード考察】

今回は、フライゴンexのデッキ構築について考えていきます。

ゲームでは不遇な扱いを受けながらも、見た目のかっこよさ(可愛らしさ)から愛すべきネタポケモンとして親しまれているフライゴン。

いよいよポケカでもポケモンexとして堂々のカード化です。

推しポケだから何としてもデッキを作りたい!という人も多いと思うので、フライゴンexを活躍させられるアイデアをまとめてみました。

少しでもデッキ作りの参考になれば幸いです。

最後までぜひご覧ください!

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はじめに

まず最初に少し残念なお知らせですが、

今回のフライゴンex、現状あんまり強くないです…

特筆すべき点は下ワザの「ペリドットソニック」で、相手のポケモンex・V全員に100ダメージを与える面白い効果を持っていますが、

環境で活躍するポケモンexの多くはテラスタルという能力を持っており、ベンチにいる限りダメージを与えることが出来ません。

ポケモンVにはダメージが通りますが、100ダメージ与えても…という所がありますし、そもそもマナフィがいたら無意味ですし…

マナフィがレギュ落ちして、ベンチのテラスタルポケモンにダメージが通るようになる手段が今後登場すれば少しは活躍出来そうですが、それはまだ先の話。

(というかマナフィがレギュ落ちしたらポケモンVもいなくなるのか…)

かなりのハンデを背負って生まれたフライゴンexですが、愛があればどんな性能だろうとデッキに入れていいんです。

実際に使ってみたら意外と強かった、なんてこともありますからね。

ここからはそんなフライゴンexを活かしたデッキ作りのアイデアをいくつか紹介していきます。

フライゴンexデッキアイデア

大地の封印石

大地の封印石のワザ「スターグラビティー」を使えば、相手のポケモンV全員のHPを100にすることが出来ます。

このワザを使った後に「ペリドットソニック」を打つことで、ちょうど100ダメージで全てのポケモンVを倒しきれるという戦法です。

おお、決まればかなり強そう…!

「スターグラビティー」はワザの効果で相手のHPを100にするので、マナフィがいても問題なくダメカンを乗せられます。

「ペリドットソニック」を使う際にはキャンセルコロンが必要になりますが、1回くらいなら何とかなりそう。

ただし、注意しなければならないのが「スターグラビティー」はポケモンVしか使えないということです。

フライゴンexに大地の封印石を付けても「スターグラビティー」は使えません。

つまり、何らかのポケモンVに3エネを付けて「スターグラビティー」を打った後、さらにフライゴンexに3エネ(水闘鋼)を付ける必要があります。

これはなかなかハードルが高そうだ…

・アヤシシVで「スターグラビティー」

・「フロンティアロード」で別のアヤシシVにエネルギーを付け替え

・ネジキでアヤシシVをナックラーと交代

・フライゴンexに進化させて「ペリドットソニック」

こんな感じでしょうか。

ガラスのラッパや「カーリーウォール」のバッフロンがいるので少しは成功率が上がりそうですが、それでも鬼の難易度です。

相手がVSTARに進化しきってからまとめて倒せばいいので、焦らず地道に準備を進めてもいいかもしれませんね。

再現性は低いですが決まれば超強力なロマン構築です。

大地の封印石がレギュ落ちするまでに一度組んでみてはいかがでしょうか。

くさりもち

「ペリドットソニック」を有効的に使うのは現状あまりにも難易度が高いので、ここからは上ワザの「ストームバック」に焦点を当てて考察していきます。

闘エネ1個で使えて130ダメージを与えながらベンチと入れ替わることが出来ます。

単純に反撃を受けづらくなる上に、妨害ポケモンをバトル場に出せるので意外と優秀です。

まず最初に、くさりもちを使ってこのワザのダメージを上げる案を紹介します。

ワザを使うポケモンが毒なら、ダメージが40上がる道具です。

強力な効果ですが、自分も毒のダメージを受けるので少しずつ耐久力が下がっていくというデメリットも。

そこで「ストームバック」の出番です。

ワザを使った後にベンチと入れ替わるので、自動的に毒が解除されます。

少し低めのダメージだった「ストームバック」も、くさりもちと合わせて170ダメージに。

2進化のポケモンexでも2発で倒せるようになりました。

フライゴンexを毒にするにはアラブルタケの「もうどくふんじん」で。

相手のポケモンも毒にするので、ポケモンチェックでさらにダメカンを稼ぐことも可能です。

ベンチと入れ替わる系のワザの中で130ダメージはかなり高い方なので、そこをさらに毒で火力UP出来るのは魅力的ですね。

難易度もそこまで高くないので、おすすめの構築です。

ブリガロンV

ブリガロンVがバトル場でダメージを受けると、ワザを使ったポケモンにダメカンを3個乗せることが出来ます。

効果は重複するので、ブリガロンVが4体いれば乗せるダメカンは12個に…!

このポケモンを「ストームバック」でバトル場に出すことで、相手の反撃をけん制するという作戦です。

「ストームバック」の130ダメージと合わせれば、たねのポケモンexも倒せるダメージなので簡単には相手も攻撃出来ないはず。

相手が攻撃してきた場合は、ボタンでブリガロンVを回収して耐久しましょう。

殴っても殴ってもダメージを受けるのは自分ばかり…

その上130ダメージを出しながら自由に盤面を暴れまわるドラゴンまで…

相手の心を折るには十分な構えです。

ブリガロンVの逃げエネが重いので、ラティアスexを入れておくと入れ替えがスムーズになって良さそう。

勇気のおまもりを付けてHPを上げればさらに安心です。

ガケガニex

次はガケガニexを壁にして守りを固める戦術です。

特性「はんげきバサミ」を持っているので攻撃してきた相手のエネルギーをトラッシュすることが出来ます。

ドラパルトexやリザードンexのような、エネルギーの枚数が少ないデッキには有効に働きそうです。

さらにガケガニexにハンディサーキュレーターを持たせることで、一度に2枚のエネルギーを剥がすことも可能です。

仮にガケガニexが倒されてしまったとしても、その後の相手の動きをかなり鈍らせられるはず。

ブリガロンVと違って複数体並べる必要がないので、他のシステムポケモンが出せるのも嬉しいポイント。

相手が攻撃を渋っている間に、盤面をどんどん整えていきましょう。

カジリガメ

カジリガメは特性「てっぺきシェル」によって相手から200以上のダメージを受けません。

相手のデッキが高火力アタッカーばかりであれば、このカジリガメをバトル場にだして攻撃を封じましょう。

ダメージが低ければ攻撃を食らってしまいますが、そんな時はフライゴンexがそのままバトル場に居座ればいいわけです。

弱点無しのHP310という高耐久を活かして、相手の低火力アタッカーの攻撃は難なく受け止めてくれます。

相手のアタッカーに合わせてバトル場に出すポケモンを使い分けることで、幅広いデッキに対して耐久することが可能になりました。

ただし、カジリガメの逃げエネが重い点には注意。

進化ポケモンなのでラティアスexがいても逃げエネは0になりません。

入れ替え手段は多めに用意しておきたいですね。

フトゥー博士のシナリオやポケモン回収サイクロンを使えば、受けたダメージを帳消しに出来るのでより耐久力が上がります。

「ストームバック」が1エネで使えるので、エネルギーのロスを最小限に抑えてくれるのも便利。

ドンカラスV

ドンカラスVの特性「ドンのふところ」を活用して、最強の妨害ポケモンを相手に押し付けるのもおすすめです。

重力玉×4で相手のポケモンを地面にめり込ませたり…

ハンディサーキュレーター×4であらゆるエネルギーを吹き飛ばしたり…

デラックスボムとリベンジパンチで特大カウンターを狙う諸刃の剣を作り出したり…

お気に入りの4枚を身に着けてバトル場でお披露目しましょう。

ドンカラスVのワザ「シャドーフィアー」はエネルギー要求の割にダメージも効果もパッとしなかったので、代わりにフライゴンexが1エネで攻撃してくれるのはありがたいですね。

エネルギーにデッキの枠を割かなくて済む分、よりたくさんの道具を詰め込むことが出来ます。

最終的にシステムポケモンのフリをしていたロトムVが大ダメージを狙いに行くのも面白いかもしれませんね…!

まとめ

フライゴンexを活躍させるべく、色んなアイデアを絞りだしてみました。

今回は「ストームバック」メインで考えましたが、やっぱり「ペリドットソニック」を上手く使えるようになりたいですよね。

テラスタルポケモンにダメージを与えられるようになれば、だいぶ話が変わってくるんですが。

テラスタルの効果を打ち消すスタジアム、出てくれませんかね。

ヨルノズクやマリルリへの対策にもなるし、結構面白いカードになりそうじゃないですか?

妄想はさておき、少しでもフライゴンexデッキを作る参考になったでしょうか。

今回紹介した以外にも、面白いデッキはたくさん作れるはずです。

みんなでフライゴンexを環境デッキに押し上げましょう!

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