今回は、ポケカで使われる状態異常について説明していきます。
ポケカには、「どく」「やけど」「ねむり」「マヒ」「こんらん」の5種類の状態異常が存在していて、バトルに様々な影響を与えます。
乗せるダメカンや回復するタイミングなど、それぞれ微妙に効果が違っていて、上級者でも意外と覚えていないかも…
そこで、今回は状態異常の効果の簡単な覚え方を紹介していきます。
最後までぜひご覧ください!
こちらの記事では状態異常の効果を持つカード一覧を紹介しています。
合わせてご覧ください!
状態異常の効果
まずはそれぞれの状態異常の効果についておさらいしておきましょう。
それぞれの効果についてしっかり勉強出来ましたか?
分かりやすいように一覧表でまとめてみました。
まとめてみましたが…やっぱり少し複雑ですね。
こればっかりは慣れていくしかなさそうです。
この中でも、特に間違えやすい・忘れやすい内容について細かく説明していきます。
間違えやすい注意点
ダメカンを乗せる数の簡単な覚え方
状態異常の効果で最も記憶があやふやになってしまうのが、「どく」「やけど」「こんらん」で乗せるダメカンの数ではないでしょうか。
それぞれ乗せる数が1個ずつ違うのも厄介ですよね…
でも、実はこのルールを簡単に覚えられる、画期的な方法があるんです。
まずはそれぞれの状態異常をひらがなで書いてみてください。
そして文字の間にダメカンをはさんでいくと…
ちょうどそれぞれの効果で乗せるダメカンの数と同じになるんです!
この法則さえ覚えてしまえば、時間がたってもすぐに思い出せそうですよね。
ポケモンチェックは番の終わりじゃない
状態異常の効果の処理は基本的にポケモンチェックで行います。
ここで注意しなければならないのが、ポケモンチェックを行うタイミングです。
ポケモンチェックは番と番の間に発生する行動なので、自分の番でも相手の番でもありません。
どういう事かというと、例えば前の相手の番に自分のポケモンが「どく」にされ、ポケモンチェックで気絶したとします。
ポケモンチェックは相手の番ではないので、ポケモンが気絶していても次の自分のターンにメロコを使うことは出来ません。
シロナの覇気や、「かたきうち」のザマゼンタにも同じことが言えますね。
間違えて使ってしまうと巻き戻しが出来ないので、公式大会ではペナルティを受ける可能性も…
どくのダメージで気絶する場面はほとんどありませんが、だからこそ間違えないよう注意しましょう。
こんらんでも逃げられる
意外と分からなくなりがちなのが、「こんらん」状態で逃げられるかどうか。
「ねむり」や「マヒ」と混ざって、「こんらん」も逃げられないように思ってしまいますが、ちゃんと逃げられるので安心してください。
忘れてしまった時は「攻撃できるかどうか」で判断すると少しは分かりやすいかも。
・「ねむり」「マヒ」
攻撃出来ない➡逃げられない
・「どく」「やけど」「こんらん」
攻撃出来る➡逃げられる
「こんらん」状態で無理に攻撃しようとするのは、リスクが大きい為オススメしません。
素直に1度ベンチに逃げて体制を整えるのが吉です。
ねむっていても特性は使える
これも重要なことなので覚えてください…!
「ねむり」に限らず、どんな状態異常にかかっていても特性は使えます。
もちろんハバタクカミのような、バトル場にいるだけで働く特性の効果も消えません。
これ、結構大事なことなのにポケカ公式のルール説明では記載がないんです…
過去のレギュレーションになりますが、こちらのジラーチのQ&Aページで、
このように公式回答されているので、問題はないはずですが。
不安な人は調べてみるといいかもしれません。
ベンチに戻れば大抵のことは解決
状態異常はベンチに戻ることで解除されますが、それ以外にも解除される効果がいくつかあります。
例えば相手のラルトスに「メモリースキップ」を使われても、ベンチに戻ってもう1度バトル場に出れば、全てのワザを使うことが出来ます。
逆に相手のヒスイヌメルゴンVSTARを1度ベンチに下げさせてから再び呼び出せば、「アイアンローリング」のダメージ軽減効果を無効にすることも。
基本的にポケモンにかかっている効果は、ベンチに戻る(進化・退化する)ことで全て解除出来ます。
クエスパトラの「みきわめ」のような、ベンチに戻っても効果が続く特性もあるので気を付けましょう。
(よく分からない場合は、公式のQ&Aを見るのが手っ取り早いです)
状態異常は上書きされる
「ねむり」「マヒ」「こんらん」は重複しないので、後から受けた別の状態異常に上書きされるのはもちろんなんですが、同じ種類の状態異常であっても、効果が上書きされることがあります。
例えばドラピオンVSTARの特性「ハザードスター」で相手のポケモンを「どく」にした場合、「どく」の効果で乗せるダメカンは3個になりますが、
その後でアラブルタケの特性「もうどくふんじん」を使ってしまうと、「どく」で乗せるダメカンは1個に上書きされてしまいます。
(こんな状況は滅多に起きないと思いますが…)
反対に、アラブルタケの特性で相手を「どく」にした後、
キラフロルのワザ「どくのかべん」を使えば、「どく」の効果が上書きされてダメカンを6個乗せられるようになります。
レアケースなので特に問題になることはないですが、今後の登場カード次第では、状態異常の順番にも気を使う日が来るかも。
今のうちにしっかり覚えておきましょう。
まとめ
状態異常について色々勉強してきました。
普段あまり使っていないと、どうしても細かいルールを忘れがちになりますよね。
状態異常のカードを採用したデッキを使う時は、自分が理解するだけでなく、相手にも分かりやすく説明できるようにしておくと、試合をスムーズに進められそうです。
細かいルールをしっかり理解して、とことんポケカを楽しみましょう!
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